『親子丼 (おやこどんぶり、おやこどん) は、割下などで煮た鶏肉を溶き卵でとじ、飯の上に乗せた丼物の一種である。「親子」という名称は鶏の肉と卵を使うことに由来する』
などとWikipediaをわざわざ見なくても、親子丼とはこういうものだと日本人なら誰もが知っている料理です。
親子丼もカツ丼も甘しょっぱい味付けで似通った食べ物ですが、疲れている時、ガッツリとパワーをつけたいならカツ丼、あまりに疲労困憊で優しい味を求めるなら親子丼、でしょうか。
そんな親子丼ですが、バリエーションがなさそうでいて、細かく見れば意外といろいろ種類があるなと、過去の写真を見返してそう思いました。
以下、これまでに食べた親子丼の写真です。とは言ってもそんなに数がないので、おまけで、こじつけ&鶏以外の親子丼も。
■親子丼 (オーソドックス)
■親子丼 (鶏炭火焼・タレ)
■親子丼 (鶏炙り焼き・塩)
■親子丼 (鶏唐揚げ)
■生親子丼
■親子丼 (駅弁)
■親子カツ丼 (チキンカツ+卵とじ)
■チキン弁当 (唐揚げ+オムライス)
■鮭親子丼 (鮭・イクラ)
■ガパオライス (ダックの肉+卵)
■アメリカンサラダ (鶏むね肉+ゆで卵)
■ドロワット (チキン+ゆで卵)
「唐揚げ親子丼」は吉野家で食べてきました。吉野家の唐揚げ、美味しいですよ。全店舗でやればいいのに。でも唐揚げ親子丼は、唐揚げをおかずに玉子丼を食べているような印象でした。美味しかったですが、ケミストリーは生まれていないような。
「アメリカンサラダ」は鶏むね肉とゆで卵をマヨネーズで和えたサラダで (あとマッシュルームとグリンピースも)、タンパク質たっぷりの、ウズベキスタンでは一般的なメニューです。他にもフランスサラダ (ビーツ) やニッポンサラダ (ごま風味) がありました。
「ドロワット」を親子と呼ぶのはどうかとも思いましたが、ドロワットにはゆで卵がつきものなので、一応そういうことにしました。なお、エチオピア人は鶏の皮を食べないため、ドロワットの鶏肉にも普通は皮がついていません。鶏皮、美味しいのにな。