世の中に美味しい食べ物の組み合わせはいくつもありますが、炭水化物 (お米・麺・パン・パスタなど) をおかずに炭水化物を食べる禁断の組み合わせもまた、抗いがたい美味しさが。
パッと思いつくのはラーメンライス。日本ではラーメンと炒飯、ラーメンと餃子、餃子と白ご飯なども、とくにランチメニューでは当然の組み合わせになっています。
中国人にとっては、餃子をおかずにご飯を食べる日本人の食習慣はかなり奇異に感じるそうです。実際に食べてみると美味しいんですけどね。
先日、静岡発祥の中華ファミリーレストラン「五味八珍」に久しぶりに行って、気がついたら炭水化物三連コンボのセットメニューを頼んでいました。
つけ麺+浜松餃子+白ご飯。糖質マシマシなので頼んだ後に若干の後悔もありましたが、まあ食べてみたらやはり美味しかったです。
では、自分がこれまで各国で食べた炭水化物コンボをご紹介。
■エジプト
エジプト料理の中でも最近はかなり知られるようになった「コシャリ」。お米・マカロニ・スパゲティ・ヒヨコ豆・レンズ豆をミックスし、揚げタマネギとトマトソースをたっぷりかけていただく、エジプト庶民の味。炭水化物大好き人間にはたまらない一品。
■エチオピア
インジェラ (テフという穀物からできた薄いクレープ状のパン) を広げてその上におかずを盛るのが一般的な食事スタイル。手でちぎりながらいただきます。おかずはワット (シチュー) が多いですが、味を付けたインジェラもおかずのひとつとしてよくありました。炒飯をおかずに白ご飯を食べるようなものかな。
エチオピアの地方州でいただいたパスタにはターメリックライスがついていました。写真の赤いソースはミートソースではなく激辛チリソース。ツォム (断食/肉断ち) 期間だったので、よく考えたら当然のこと。ミートソースを期待した自分が悪い。
■インドネシア
白ご飯大好きなインドネシア人。ケンタッキーフライドチキンにも白飯セットがあります。ジャカルタの吉野家で牛丼+鶏唐揚セットを頼んだら、当然のように白飯が付いてきました。いらんなあ。。
■タイ
ジョーク (お粥) にはパートンコー (油条=揚げパン) を合わせて食べるのが一般的です。自分もよく一緒に食べていました。
■ウズベキスタン
食事にはノン (パン) がつきもののウズベキスタン。プロフもノンと一緒に食べるのが一般的です。自分は最初とまどいましたが、最後の方は普通にノンを頼むようになっていました。
ラグマンにもノン。ノンでスープの最後の一滴までいただくことができました。よく考えたらラーメンにパンを合わせてもいいのかも。
ビフシュテークスはご飯・蕎麦・マッシュポテトの三連コンボがスタンダード。そこにハンバーグと目玉焼きがオン。値段は安いのに食べ応え十分。
「ボギ・ジロル」のビフシュテークスはご飯・蕎麦・マッシュポテト・小麦という四連コンボの完全体。味もよく、大好きでした。
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ホント、蕎麦・カツ丼セットなんて最高ですよね。炭水化物コンボ万歳!