A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタン航空ビジネスクラス

帰国便は初のウズベキスタン航空ビジネスクラスでした。タシケントの空港チェックインもエコノミーとは別の場所で、出発ターミナルの向かって右側。

出発3時間前に行きましたが、他にお客さんはおらず即チェックイン。今回は曜日の関係でタシケント⇒仁川はウズベキスタン航空、仁川⇒成田がアシアナ航空でした。

パスポートの名前でシステムを見た限り仁川までしか確認できなかったそうで、最初はスーツケースは仁川で取り出すよう言われました。

こんな時のために2便のEチケットをそれぞれ印刷して持っていたので、それを見せると係員も納得し、スーツケースは成田までスルーでいけました。

なお、預け荷物の個数と重量が規定を超えている場合は、仁川でいったん取り出し再チェックインです (今回は30kg以下✕2個で収めました)。

チェックインを終えるとその先すぐに出国審査の窓口が。自分は滞在許可証であるウズベキスタンのIDカードが、この日はすでに返納済みで手元にありませんでした。

パスポートに代わりのスタンプは押されていたものの、係官が認識できず20分ほど足止めをくってしまいましたが、最後は無事に出国審査完了。

審査窓口の先はもうビジネスクラス用のラウンジでした。といっても、ソファーが並ぶ広めのホールというだけで、飲み物は少しあるものの、食べ物はなし。

売店がある一般フロアにもしかしたら行けたのかもしれませんが、結局よくわからぬままここで搭乗まで過ごしました。最後にお土産を買うつもりもなかったから良かったけれど。

飛行機まで行くバスもビジネスクラス専用車。まあ結局外を歩くのですが、機体の写真が撮れたので良し。

久しぶりのビジネスクラスは、やはり広々。仁川までは長距離の夜行便ですから、これはありがたい。

エンタメ (映画作品) はほとんど知らない映画ばかりでしたが、それでも何か観ようと思い、チェブラーシカ実写版を鑑賞しました。

出発予定時刻 (20:45) をやや過ぎてからほどなく機体は空へ。どのルートだったんだろう、眼下に広がるタシケントの夜景が、アシアナ便とは少し違ったような。

飛び立ってから約1時間後に配膳された、こちらがビジネスクラスの食事。思っていた以上に豪華な内容でした。

前菜100点、メインのビーフステーキ60点 (味は良かったけれどお肉が固すぎ)、デザート80点。 などと言っていますが、なんだかんだ大満足でした。

* * *

仁川にはほぼ予定どおり朝6時半頃に到着しました。航空会社が異なるためタシケントでは次のボーディングパスをもらえず、仁川で手続き。

これがちょっと手間取りました。7時過ぎにトランスファーデスクに行ったら、まだアシアナはやっていないから搭乗ゲートに行けと言われ移動。

しかしとても広い仁川空港の移動はなかなか大変です。搭乗ゲートまで10分以上歩いて移動すると、まだ係員がいなかったため10分ほど待機。

スタッフが来たのでチケットを見せ説明すると、何かシステムをチェックした後、トランスファーデスクに行くよう言われました。

「ここに来いと言われたのに」と文句を言ってもしょうがないので、サンキューと言い残しまたトランスファーデスクへ。

今度は別の (搭乗ゲートに近い方の) デスクに行ったところ、こちらはすでにスタッフがおり、サクッとボーディングパスを入手。ビジネスラウンジの案内もされました。

9時の出発 (08:20搭乗) までもうあまり時間はありませんでしたが、せっかくなので中に入り、お腹なんてちっとも減っていないのに、またも無理して食事。

定刻どおり乗り込んだ、アシアナ航空ビジネスクラスは、階段で2階へ。2階に座るって何年ぶりだろう。ちょっとテンション上がりました。(※機体の写真は成田到着後)

シートの横幅は狭いですが、足はフラットに伸ばせるのが良かったです。フルフラットにもなるようですが、2時間程度のフライトなのでそこまでは使いませんでした。

ご飯はこの路線のエコノミークラスより当然ワンランク上。短距離だしこの程度でも十分満足。健康食な感じが良かったです。

ということで無事に成田空港到着。ちなみに、成田を東京だと思って到着した外国人は、都心まであまりに遠くてきっと驚くだろうなと思います。東京や品川まで行く交通料金も高いし、いつもなんだか申し訳ない気持ちに。

バンコクやジャカルタ滞在中は羽田発着だったので、それにくらべたらウズベキスタン滞在の最大の不満はフライトが成田発着だったことです。