古くは戦艦ポチョムキンや、アンドレイ・タルコフスキー監督の作品など、自分も昔からソ連・ロシア映画はいくつか観てきています。
もちろん、TSUTAYAとかGEOでレンタル視聴できるものに限られていますが、その分、名作ぞろいです。これまでに観たことがある作品は次のとおり。
・戦艦ポチョムキン (1925)
・ベルリン陥落 (1949)
・アンドレイ・ルブリョフ (1966)
・魔女伝説ヴィー/妖婆 死棺の呪い (1967)
・惑星ソラリス (1972)
・戦争のない20日間 (1976)
・ノスタルジア (1983, タルコフスキー監督/伊映画)
・サクリファイス (1986, タルコフスキー監督/端映画)
・炎628 (1985)
・不思議惑星キン・ザ・ザ (1986)
・父、帰る (2003)
・ヴェラの祈り (2007)
・神々のたそがれ (2013)
・裁かれるは善人のみ (2014)
・ポリーナ、私を踊る (2016, ロシア人が主役の仏映画)
・戦争と女の顔 (2019)
タルコフスキー監督の他の作品や一部映画マニアが熱く語っているカルト作品など、いつか観られたらいいなと考えているものがちらほら。
そんな自分ですが、ウズベキスタンで暮らしているせいか、自然とYouTubeのおすすめ動画にも、ロシア界隈の作品が出てくるようになりました
その中で、おそらく違法ではないちゃんとした公式サイトで、しかも字幕 (英語) が付いている旧ソ連・ロシアの映画・ドラマの配信チャンネルが、次の「Mosfilm」です。
タルコフスキー監督の作品もあります。まだ観たことがない「僕の村は戦場だった」「鏡」「ストーカー」も。英語字幕は見慣れていないときついですが、一時停止や巻き戻しもできますからね。せっかくなので、名作3本ご紹介。
■誓いの休暇 (1959)
戦場で思わぬ手柄をたてた兵士が、6日間の休暇を貰った。彼はその休暇を利用して、往復だけで4日間もかかる、母の待つ故郷へ帰ろうとする。しかし、旅の途中、困っている人を見ると捨てておけない彼は、貴重な時間を割いて人助けをしてしまう。善良な青年の描写を通して反戦テーマを打ち出した作品。
■怒りのキューバ (1964)
ソ連とキューバの国際共同製作で、政治ドラマとプロパガンダを混ぜ合わせたアンソロジー映画。①アメリカ人に身を売るマリア、②突然地主に畑を奪われたペドロ、③警察に抗議し撃たれるエンリケ、④政府に家族を殺され革命を誓うマリアーノ。
■ジプシーは空にきえる (1976)
19世紀のロシア帝国領ザカルパティアを舞台に、自由奔放なジプシー (ロマ) の少女ラダと、馬泥棒の青年ズバルの恋愛を描いた物語。ラダは美しく気まぐれな性格のジプシーの娘で、ズバルは狡猾で情熱的なアウトロー。彼らの関係は運命のいたずらや社会の圧力によって翻弄されていく。
たまにはロシア映画もいいですね。ヘビーな作品が多いので、あまり観すぎると胃もたれしてしまいますが。ちなみに「戦争のない20日間」はタシケントが舞台です。