A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

映画談義に花が咲く(おすすめ映画50)

ハリウッド超大作からミニシアター系まで、あまりジャンルにこだわることなく、映画が好きで昔からよく観ています。

カタールやサウジアラビアではレンタルビデオ屋で検閲済みの作品を観たり (インド映画が多かった)、エチオピアでは持参した大量のDVDで時間をつぶしたり。

バンコクは映画館にもよく行きましたが、新型コロナ禍の2年間はもっぱら家のパソコン画面で、タイ映画を100本以上観ていました (Netflixなど)。

ここウズベキスタンにも映画館があり、基本どれもロシア語吹替なのであまり足繁く通っているわけではありませんが、映画鑑賞はもはや精神安定剤のようになっています。

普段は映画を観ても誰かと感想を述べ合うなんてことはありませんが、最近そんな話をする機会があって、とても楽しかったなと。まさに、映画談義に花が咲く。

その流れで、自分から他人へのおすすめ映画作品を考えてみました。しかし難しかった!ベストテンくらいすぐだろうと思ったら、逆に10ではまったく足りなくて。

古今東西、いい作品ばかりですからね。なので結局、ざっくりジャンル分けして、計50本あげることにしました。これでもぜんぜん足りないのですが。

コンセプトは、自分と同じ中くらいの映画好きに向けて、ほとんどの作品は共感してほしい (きっと観たことあるだろう)、でも一部は、まだ観たことなかったら是非という気持ちであげました。もちろんどれも好きな作品ばかりです。

オールタイムベストの上位に入っているような作品は当然すぎるので基本除外。ゴッドファーザーとかダークナイトとか観ているしすごい作品だと思うけれど。ただし、ショーシャンクの空には別。2回観たけれどどうにもピンとこなかった。

SFも有名どころは観ているつもりですが、ジャンルとしては思い切って除外しました。好きな人はすでに観ているだろうし、SFを観ない人はすすめてもたぶん観てくれないので。ホラーも同じく。

サスペンス・ミステリーは自分は疎いジャンルなので、有名なものはある程度観ているものの、良し悪しを語れるほどわかっていないため除外。

タイ映画もよく観たし大好きですが、観てと言ってもなかなかチャンス (媒体) がないので、これも除外。過去記事で一度おすすめしていますし (⇒コチラ)。

自分のおすすめ映画をあげるのは、実はけっこう勇気がいります。平凡なリストに落ち着くのは嫌だし、ツウを気取るのもアレだし。もっとあげたい作品はたくさんあったのでなおさら。ベスト100にすれば良かったかな (それでも足りないような気も)。

そんなわけで、以下50作品、どこかで何かのお役に立てば。と言いつつ、タイトルをあげるだけなので、もし知らない作品があれば自分で調べてくださいね、というスタンスで。(各10本、順不同です、単に五十音順)

不動のベストテン (かも)

・エクソシスト
・カサブランカ
・サウンド・オブ・ミュージック
・シンドラーのリスト
・チャップリンの独裁者
・ディア・ハンター
・ニュー・シネマ・パラダイス
・ブレードランナー
・ベルリン・天使の詩
・レオン

ロマンチック・ファンタジー

・アラジン (実写)
・恋におちたシェイクスピア
・世界一キライなあなたに
・トゥルーロマンス
・バッファロー'66
・普通じゃない
・フリー・ガイ
・魔法にかけられて
・メリー・ポピンズ・リターンズ
・ラブ・アクチュアリー

家族・人生

・アバウト・タイム
・エイプリルの七面鳥
・コーダ あいのうた
・夏時間の庭
・なんちゃって家族
・八月の鯨
・ペーパームーン
・みなさん、さようなら
・ライフ・イズ・ビューティフル
・リトル・ダンサー

青春・友情・自分探し

・あの頃ペニー・レインと
・ウィズネイルと僕
・奇跡の2000マイル
・ゴーストワールド
・トランシルヴァニア
・ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
・ナポレオン・ダイナマイト (バス男)
・プラダを着た悪魔
・モーターサイクル・ダイアリーズ
・レディ・バード

非英語圏の映画

・馬々と人間たち (アイスランド)
・キャラメル (レバノン)
・ククーシュカ (ラップランド)
・バベットの晩餐会 (デンマーク)
・ビフォア・ザ・レイン (マケドニア)
・ボンボン (アルゼンチン)
・迷子の警察音楽隊 (エジプト)
・マイライフ・アズ・ア・ドッグ (スウェーデン)
・リザとキツネと恋する死者たち (ハンガリー)
・ル・アーヴルの靴みがき (フィンランド) ※舞台はフランス

* * *

人生で一番泣いた映画は、たぶん「ディア・ハンター」。インドネシアのバンジャルマシンにある「サテ・キジャン (鹿肉のサテ屋さん)」でポスターを見つけた時は、テンション上がりました。

その昔、聖地巡礼したのは「サウンド・オブ・ミュージック」。ザルツブルグ、良かったなあ。

自分にとって「不動のベストテン (かも)」にあげた10本は、どれも激しく心を揺さぶられた作品ばかりです。「シンドラーのリスト」もそのうちの1本なのですが、以前コチラに書いたように、思いはちょっと複雑なんですよね。また観ようかな。