A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

スマラクを見かけたらもうすぐ春

普段の買い物は近所のスーパーで済ませているので、チョルスーバザールに行くのはせいぜい1~2ヶ月に一度。

前回来た時とはすでに季節が変わっているなんてこともあるわけですが、それにしては、いつ行っても野菜とフルーツが山のように売られています。

フルーツなら多少は季節の変化を見て取れますが (夏はメロン、冬はリンゴなど)、野菜になるともうよくわかりません。いつ行っても大量にあるし、葉物野菜も多い。

そんな市場音痴の自分でも、しっかり季節を感じることができるのが「スマラク」です。スマラクは麦芽糖のスイーツで、ウズベキスタンの春の風物詩です。

春分の日のお祭り (ナウルーズ) を前に、親戚やご近所さんが集まって、夜通しみんなで大鍋をかき混ぜながら作るのだそう。

市場では今頃からスマラクが売られるようになります。今回もチョルスーでひとつ買いましたが、まだ少し高かった。小カップで2万スム/240円、3月になれば半額に。

味は優しい甘さで少し酸味があって、しみじみ美味しいです。去年はミシェルカフェで小洒落た容器のスマラクも買いました。市場で買ったのと同じ味で美味しかったです。

チョルスーバザールで干し柿も買ってきました。ウズベキスタンて干し柿も作っているんですよね。美味しいですよ。日本の技術協力も行われています (⇒コチラ)。

今年のウズベキスタンは比較的暖かな冬でした。年が明けてからは雪が積もったこともなかったし。もうこのまま冬が明けてしまってもいいな。早く春よ来いです。