サラダが多彩なウズベキスタン料理。プロフやラグマンの専門店を除いて、ひととおりウズベキスタン料理がそろうファミレス的なお店だと、その数は20から30に上ります。
こちらのメニューは (↓)、上からドゥンヨー、タルノブ、アンジール。これだけそろうと、野菜が苦手な自分でも美味しいと思えるサラダがあるわけです。
先日、アチチュク (一番シンプルなトマトサラダ) はもう飽きたのでビーツをよく食べている、という投稿をしましたが (⇒コチラ)、実はナスもよく食べています。
■揚げナスサラダ
初めて食べたのはカラカルパクスタン。一緒に行ったウズベキスタン人が頼んでくれました。外側カリカリ、中トロトロ、甘酸っぱいソースで本当に美味しかったです。
その後、タシケントでもあちこちでいただきました。上からアンジール、ソイレストラン、マフムードカバブ、ハンチャパン、ベックレストラン、ファラーフェル (中東料理)。
たいていシンプルに「バクラジャン (ナス)」という料理名 (@サラダのページ)。実はプロフやラグマン1皿より値段は少し高いくらいです。その分、量も多いですが。
■焼きナスサラダ
今年、初めてアルメニアンレストランでいただいて、こんなに美味しいものを今まで知らなかったのかと、大いに後悔した一品。サラダというよりディップかも。
ホロヴァツ (Khorovats/Horovats) という料理名は、もともとアルメニアのバーベキューを指す単語だそうです。転じて焼きナスサラダに。上からウ・ブラーダ (アルメニア料理)、ハンチャパン、アルトチノール。
アンジールのホロバス (Horovas) は、焼きというよりコンフィかも。あと実をつぶしていません。なのでナスの味わいがより濃厚。自分はこちらも好きですね。
アンジールからもうひとつ。ナスに溶き卵をつけて焼いたもの (または天ぷら?) で生トマトを挟んだ「サテ」という料理です。他店では見ないかも。美味しいですよ。
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一度にたくさんナスを味わいたいなら、3品あるアンジールがおすすめです (Horovas、Baqlajon、Sate)。揚げナスで一番カリカリが美味しかったのはマフムードカバブだな。