タシケントにウズベクレストランは数あれど、アルコールを飲むことができ、かつローカルの歌や踊りが楽しめるエンターテイメントレストランは、意外に見つかりません。
まあ自分が知らないだけなのですが、ひとつ、「ベックレストラン (Cafe Bek)」は、手軽に行くことができるのでおすすめです (Map)。
自分はこれまで2回、日本からの来訪者を連れて来たことがありましたが、いずれも季節は夏で、外のテラス席でご飯をいただきました。
今回、初めて店内で食事をしましたが、中はしっかりウズベキスタン風、コテコテな作りでした。レストランと言うよりも、宴会場といった趣。
個室を予約して7人で行きました。ドアはなくカーテンでの仕切り。個室は8人用ですが、ちょっと狭いです。奥に座った人が外に出る時は、入口側の人が席を立つ感じ。
メニュー表がロシア語のみなので若干ハードルは高いですが、今はスマホカメラでGoogle翻訳できるので、なんとかなるでしょう。
料理はシンプルにサラダとシャシリク盛り合わせ (コーカサス風 8~10人前) をオーダー (写真はありませんがトマトサラダ✕2とパンも)。
あとはビール10本、ウォッカ2瓶、水・コーラ・ジュースで、合計210万スム/25,000円 (税サ込) でした。
このうちお酒代が11,000円なので、食事+ソフトドリンクなら1人2000円、お酒も飲んだら1人3500円といったところでしょう。
土曜の夕方6時に入店しましたが、最初は静かに談笑しながら食事タイムが続きました。そして7時半頃、エンタメがスタート、女性シンガーの熱唱が始まりました。
往年のヒット曲 (百万本のバラなど) やウズベキスタンのポップスが耳を楽しませてくれる、、と最初こそ思っていましたが、まあ音量が。。
会話が不自由になるほどの大音量にいささか辟易としながらも、歌に合わせて踊らずにはいられないウズベキスタン人たちを見ると、ああやっぱりこういう雰囲気っていいなと、あらためて思ったのでした。
8時半頃、ベリーダンサーが登場。ひとしきり前の方で踊ったあとは、各テーブルを周りベリーダンスを披露していきました。
うちの個室にも2名訪れてくれ、みんなやんやの拍手喝采でしたが、これがまたぜんぜん去ってくれない。写真を撮りチップを渡し、やっと帰ってもらったのでした。
我々は9時過ぎには帰りましたが、他のお客さんたちは微塵も帰る気配がありませんでした。夜はまだまだ続く。