2025年1月は世界的に最も暖かい1月となりました。ERA5平均地表気温は13.23℃で、1991年~2020年の1月の平均気温より0.79℃高かったそうです。
2025年1月は産業革命以前の水準より1.75℃高く、過去19ヶ月のうち18ヶ月が、当時 (18世紀後半より前) の水準を1.5℃以上上回ったことになります。
■2025年1月の地表気温異常
1991~2020年の1月平均と比較した2025年1月の地表気温異常。データソース: ERA5。クレジット: C3S/ECMWF。
体感でも、今年の1月は2024年にくらべて寒くなかったと思います。2月になっても最高気温が氷点下といった日はまだなく、このまま冬が明けてしまったら寂しいなと思うほど。
この土曜日は日中最高気温が15℃を大幅に上回り、もはや春なのではないかと感じられました。もっとも、天気予報によれば今週はまた少し冷え込むようです。
さて、そんな土曜日の夜は、ブユック・イパック・ユリ駅 (※) の近くで夕ご飯を食べていました。タシケントの中心部からは少し離れています。(※ブユク・イパク・ユーリ)
Buyuk (Great) Ipak (Silk) Yo'li (Road)=偉大なシルクロード、という名の駅で、タシケントメトロの中でも、自分がとくに好きな駅名です。旧称マクシム・ゴーリキー駅よりずっといいな。
駅横の大通り沿いにはファストフード店やスーパー、ブティックなどいろいろなお店が並び、露店もあるし中距離バスの発着場にもなっているため (地下鉄チロンゾール線はここが終点/始発駅)、とてもにぎやかな雰囲気です。
外国人がご飯を食べに来るような場所ではないので、見かける人々は概ねすべて地元民。たまにこうして夜出歩くと、これがきっとウズベキスタン人の普通の姿なんだろうなと思い当たったりします。
この日は少し暖かかったこともあってか、駅前はベンチで談笑する若者やそぞろ歩きする人たちで人通りが絶えませんでした。土曜の夜8時なんて、彼らにとってはまだまだ宵の口なのかもしれません。
自分が住んでいるエリア (タラスシェフチェンコ通り) も週末の夜は人がたくさん歩いていますが、どこか着飾ったような人たちばかりだと感じます。
通り沿いに立ち並ぶイタリアンレストランや英国パブには外国人たち (ロシア人多め?) がこぞって集い、ここだけ見たらヨーロッパの一都市と見間違うほど。
自分はどちらが好きかと言ったら、やはり純ローカルな雰囲気。ウズベキスタンのコスモポリタンな一面も嫌いではないですけれどね。