タシケント国際空港、出国審査を終えた先には、デューティーフリーショップが並ぶフロアがあります。そこの男性トイレで見た、小便器の注意書き。
◯ 正しい使い方 (立って小をする)
✕ 間違った使い方 (腰かけて大をする)
✕ 手を洗わない
✕ 足を洗わない。
この内とくに、手足を洗うな。「さすがにそんな人いないだろ・・・」 たぶんみんなそう思いますよね。
イスラム圏にある空港はどこもそうですが、イスラム教徒が礼拝できるよう、大きめの部屋があります。礼拝前に手足を清めるための、専用の洗い場がある空港も。
おそらくタシケントの空港は専用の洗い場がないため、みんなトイレの洗面台で手足を洗っているのだと思います。
しかし洗面台に足を持ち上げて洗うのは、高さもあるしさすがに大変なのでしょう。中には小便器で足を洗えばいいと考える人もいるのではないでしょうか。
なのでわざわざ注意書きがある理由もわかると言えばわかるのですが、10年、20年前ならいざ知らず、今どきそんな人いるのかなあと。
この注意書きに気がついたのは、ちょうど1年前。夏にもトイレを使いましたが、その時はとくに何もなし。しかし今回、ついにその光景を目撃しました。
小便器からペタペタと水に濡れた足跡が。これは間違いなく足を洗った人がいます。そうかあ、やっぱりいるのかあ。。
衛生的に問題ありでしょうからわざわざ注意書きがあるのでしょうが、それでもこんな人が。これはやはり専用の洗い場を作らざるを得ませんね。
* * *
タシケントの空港ショップにはノンやプロフの缶詰、ちょっと洒落たパッケージのウズベキスタン土産などが。買いそびれた人やスム現金が残ってしまった人はぜひここで。
クリスマスツリーが飾り付けられ、空港もにぎやかな雰囲気でした。