タシケントは10月の終わりにグッと冷え込み、そろそろ秋も終わりだなと思いながら、7ヶ月ぶりに冬の上着を引っ張り出しました。
けれども11月の初めはまた少し気温が上がり、再び薄手のジャケットを取り出すなど、毎日の衣装は朝天気予報を見て決めることに。
そうこうしているうちに今週からまた寒くなり、どうやらこの先はもう暖かくなること (日中20℃超え) はなさそう。こうなるともう冬はすぐそこです。
秋といえば紅葉。日本の紅葉はその名のとおり赤をイメージしますが、世界的には日本のような真っ赤な紅葉は珍しく、実は見られる地域は限られているのだそうです。
昨年の今頃、ウズベキスタンには紅葉ってないのかなと、赤を探して町をウロウロしたことを覚えています。結論としては、こちらは赤くなりません。ほとんど黄色です。
街路樹がたくさん植えられているタシケントですが、針葉樹 (常緑樹) も多く、そもそも街全体が紅葉一色になるような印象はありません。
Googleで「autumn leaves (紅葉) in uzbekistan」と画像検索した画面のスクショも、葉っぱは黄色かせいぜい濃い黄色です。これがウズベキスタンの秋色なのでしょう。
ここ数日で撮った、タシケントの町の紅葉の写真を何枚か。紅葉と言うには少し物足りませんが、それでもこうして季節の変化が見て取れるのは、風流でもあり、なんとも気分が良いものです。
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ちょうど1年前、ウルゲンチ郊外の橋のたもとからアムダリヤ川を撮った1枚。やっぱり黄色かったな。緑色と混ざっていて、これはこれできれいなものです。
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ちなみに日本で2022年11月に撮った紅葉の写真 (富士市の公園)。日本ではこんなにきれいな景色がその辺に普通にあるんですよね。あらためて感動。