先月、サマルカンド料理を謳うレストラン「チョイポイ」で、いろいろ美味しい料理をいただきました (⇒コチラ)。
どれもタシケントでは珍しいというか、自分は初めて食べる物ばかりでした。しかし一度こうしたお店が見つかると、連鎖的に情報が出てくるものです。
その後ほどなく、同じソムサ (パイシャンバソムサ) を出すお店を見つけました。市中心部からは遠目ですが、地下鉄で近くまで行けるのでアクセスはほどほど。
「チュプチマ (Chuppchima)」(Map) というお店で、まずはサマルカンド風プロフ (Samarqand Osh) とソムサを目当てに行きました。
店内はいくつか部屋が分かれています。初回はカジュアルな食堂風の広いホールに座りました。お客さんがそこそこいたので写真は撮らず。
こちらがサマルカンドプロフ (38,000スム/456円) とパイシャンバソムサ (1個15,000スム/180円)。トマトソースは頼んだつもりはなかったけれどついてきました。有料です (3,000スム/36円)。
サマルカンドのジギルオシュ (亜麻仁油のプロフ) は一番好きなプロフです。お店ごとにけっこう味わいが異なるんだなと、さすがに最近はわかるように。ここのは好き。
値段の割にお肉もたっぷりめで満足感高かったです。お米がちょっと堅かったですけどね。まあプロフのお米はだいたい堅いのですが。
パイシャンバソムサはチョイポイのものと同じく、薄い生地がパリッと焼き上がり、中にはお肉がたっぷり。大きさも迫力あります。
プロフに加えてこれを2個食べるのはだいぶお腹が苦しかったですが、ハーブが効いていてさらにトマトソースもあったので、最後まで美味しくいただくことができました。
メニューはロシア語ですが、Googleレンズでリアルタイム翻訳できるのでまったく困りません。いい世の中になりました。一番下にルラケバブ (リュリャケバブ) もありますね。
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しばらく日をおいて、こんどは店名にもなっている「チュプチマ」を食べに行きました。チョイポイにもチュプチマという料理があったので (下の写真はチョイポイのメニュー) 、たぶんサマルカンド風焼き肉なのかな。
こんどはソファー席の部屋に通されました。落ち着いて食事できますね。もっとも、いつも一人なので、落ち着くまもなくあっという間に食べ終わってしまいますが。
こちらがチュプチマ (Chuppchima/Chupchima)。ビーフです。100グラム29,000スム/348円、今回は300グラム頼みました (87,000スム/1044円)。
基本は塩味ですが、きっとすりおろし野菜のタレに漬けるとか、仕込みに時間をかけているであろう奥深い味わいでした。コリアンダーシードなど西域風のハーブも効いていました。
焼き方はもちろんウエルダン。でも柔らかかったですよ。バクバクと一気に食べてしまいました。ああ美味しかった。