前日の投稿からお肉の話題が続きますが、ソイレストランでビーフステーキを、ブハラカフェでビーフシャシリクを食べて以降、さらにもう少しお肉が食べたいなと。
すると、インスタグラムに「クズ (Kuzu)」というお店の広告が流れてきました。たぶん比較的新しいお店で、Googleマップにはまだ載っていません。
お店の所在地はインスタ情報からマップに飛ぶと微妙にずれていますが、現地に行けばわかると思います。ロシア料理のお店「ベルママン (Belle Maman)」(Map) の隣。
実はインスタのロゴを見て、なぜかずっと牛だと思いこんでいた自分。 お店に入り席につき、メニューを見渡して初めて羊専門店であることを知りました。
ロゴをよくよく見たらたしかに羊だし、"Kuzu" もトルコ語で仔羊なんだそう。そして羊は羊でも、窯焼きラム「タンディールグシュト」のお店だったんです。
フロアの奥にタンディール (窯) が。シェフがお肉を窯の内部にひっかける作業を、スタッフがずっと撮影していました。この動画もきっとインスタに流れるのでしょう。
しばらく見ていましたが、シェフもなかなか苦労している様子。お肉をうまくひっかけられず、何度も落としていました。何しろひとつの塊が大きいですからね。
さて、注文はいたって単純。メニューは窯焼きラムのみなので、グラム数を伝えるだけです (100グラム 6万スム/720円、自分は200グラム注文)。あとはサイドメニューを。
そしてこちらが運ばれてきたもの。熱々鉄板の上でお肉はパンに挟まれていました。シシトウとローストガーリックはデフォルト、ポテトはサイドメニュー。
ひと口パクリといただくと、皮のロースト感こそ控えめながら、お肉の食感はもうホロホロのトロトロ。ラムのジューシーな脂っこさが最高でした。ハーブの香りは少なめ。
カシュカダリヤでいただいたものの方が (お店の雰囲気も込みで) 美味しかったように思いますが (⇒コチラ)、タシケントで気軽にこのレベルのものが食べられるのは貴重です。(下の写真はカシュカダリヤ、たぶん2キロ、大人4人でいただきました)
タシケントでは「ボギジロル」でも一度タンディールグシュトをいただきました (⇒コチラ)。カシュカダリヤもそうでしたが、提供後はどんどん冷めていくのが玉に瑕。(下の写真はボギジロル、一皿6万スム)
なのでクズの熱した鉄板での提供は大正解。値段的にはボギジロルの2倍くらいしますが、場所も場所だし仕方ないかなと。自分は家からも近いので、たぶんまた来ます。
サイドメニューもいい感じです。もう一品、焼きナスのサラダ (バクラジャン) を頼みましたが、これもしっかり美味しかったです。