ひと月ほど前、初めてチキンシャシリクを食べました (⇒コチラ)。もともとウズベキスタンではあまり鶏肉を食べないので、というのが事の発端でした。
そして先日、ウズベク料理のお店でビーフステーキを食べた話を書きました (⇒コチラ)。普段ラムばかりですが、その時はやはり牛肉も美味しいなと再認識。
ただし、洋風料理だからなのか、ローカルレストランの割に値段は少し高めに感じてしまったことも事実です (300グラムで115,000スム/1380円)。
さらに思い当たったのが、実はこれまでビーフシャシリクを食べたことがなかったということ。あれこれ思い返してみましたが、たぶん食べたことないんですよね。ビーフ自体は他のウズベク料理で時々食べていましたが。
一度そう考えてしまうと、もうどうしても食べたくなってしまい、そうしてある週末のお昼時、行きつけの「ブハラカフェ (Map)」に向かったのでした。
注文はビーフシャシリク 3本 (100グラム✕3)。1本2万スムで計6万スム/720円。お肉の重量だけで言ったらステーキのほぼ半額です。
そして、さすがシャシリクの人気店、焼き方がうまかった。しっかり焼いているものの、けっして焼きすぎず肉汁キープ、ビーフの美味しさを堪能することができました。
この日はスープとサラダとノン半分も食べたので、もうお腹パンパンでした。ブハラ風肉団子スープ、美味しかったな (お肉はラム)。
少し日をおいて、またブハラカフェへ。こんどは1本200グラム、43,000スム/516円のコーカサス風ビーフシャシリクをいただきました。
一緒に行ったウズベキスタン人に「コーカサス風って何?」と尋ねると、コーカサス地方の人々は大ぶりな肉が好きなのだと言っていました。ふむふむ。
お肉はひとつずつが普通のシャシリクより大きいので、より柔らかな焼き上がりでした。これもまた実に美味しく、大いに価値ありの一品です。
ここでセコい計算を。最初に食べたビーフシャシリク3本とコーカサス風1本を合わせてお肉500グラム、お値段合計103,000スム/1236円。
ソイレストランのビーフステーキが300グラムで115,000スム/1380円ですから、まあ比較してもしょうがないのですが、やはりコスパはローカル料理に軍配。
これで圧倒的にステーキが美味しいのであれば選択肢にもなりますが、何しろシャシリクが普通に美味しいですからね、あえてステーキに行くことはもうないかも。
とかいいながら、どこかいいお店 (できるだけ安くて美味しそうなお店) はないかなと、Googleマップで仮想散歩を続ける毎日です。
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今のところ個人的に生涯最高のビーフステーキは、ジャカルタの「ホリーカウ (Holy Cow)」で食べた一皿。
一切れ口に入れた瞬間、すぐにとろけてなくなってしまいました。あまりに美味しかったため、切断面をまじまじと見てしまったほど。
見た目は普段よりだいぶトロッとした感じで、もしかしたら消費期限ギリギリ?、よく言えば限界まで熟成させたお肉だったのかなと。
本当に旨味が爆発していました。ホリーカウでこんなに美味しかったのは、後にも先にもこの日だけでしたが。