ソーセージとウインナー、ざるそばともりそば、チキンカリーとチキンマサラなど、未だに違いがよくわからない料理はいくつかあるのですが、アラブ料理にもそれが。
前菜には欠かせないナスのディップ、ムタッバルとババガンヌーシュです。ちなみに自分的にはババガンヌージュ (ju) なのですが、世間ではシュ (sh) で定着している様子。
"Taste Atlas" に「世界のナス料理ベスト100」があったので見てみると、当然ふたつともランクインしていました。でもやはり違い (レシピ) が今ひとつわかりません。
ムタッバルは色味が白っぽくてやや酸っぱい、つまりヨーグルトが入っている、というのは個人的には納得感があります。
ただ、全部が全部そうだったかまではおぼえていません。Wikipediaには、ムタッバルの方が少しスパイス (クミン、コリアンダー) 多めと書かれていましたが、どうかな。。
上の写真のザクロの実が載っているのがムタッバル。自分はカタールとサウジアラビアではムタッバルを、ナスのディップのオンリーワンと思い食べていました。
エジプトに行って初めてババガンヌーグを食べたんじゃなかったっけかな (エジプト方言ではJ音がG音になります)。違いがわからないのはその時からですね。
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タシケントのアラブ料理店ミラマンディーでいただいた前菜 (ディップ) の盛り合わせ。フムス (ホンモス)、ムタッバル、ババガンヌーシュ、タブーレ、ムハンマラ、ラバン。
アレンジが加わっているっぽく、ムタッバルとババガンヌーシュ、どっちがどっちか、この時もよくわかりませんでした。まあどちらも美味しいので問題はないのですが。