タシケントにはチェーン店から本格レストランまでいろいろなピザ屋があります。これまでいくつかのお店でピザをいただきましたが、どこで食べてもそれなりに美味しく、とくに不満はありません。
ただ、せっかくなら、ウズベキスタンならではの「ご当地ピザ」が食べたいというもの。タイにはそういうピザがありました (下の方でご紹介)。
あれこれ探してみましたが、まず出てきたのが馬肉の腸詰め「カジー」のピザ。どこにでもあるメニューではありませんが、最近そのうちの1軒に行ってきました。
■カジーピザ@Pizza Moscow (Map)
カジーはプロフにもよく追加トッピングしますが、同じように輪切りにしたカジー (ただしもっと薄切り) をたくさん載せたピザ。
普通カジーはけっこう塩気が強いので、ピザに載せたらしょっぱすぎるんじゃないかなと心配でしたが、ほどよく塩が抜けていて、ちゃんと美味しかったです。
カジーのほんのり乳くさいような、あるいは草原 (に落ちている家畜のフン) の香りのような独特の風味が新鮮で、確実に中央アジアの雰囲気を身にまとっていました。
25cm=66,000スム/792円、30cm=100,000スム/1200円、45cm=200,000スム/2400円。写真 (テイクアウト) は30cm。2回に分けて食べきりました。
■ドネルピザ@Belissimm Pizza (Map)
タシケントに支店がいくつもあるチェーン店。自分はミラバッドのお店でテイクアウトしました。
ドネル (ドネルケバブ) なのでウズベキスタンではなくトルコなのですが、トルコ料理もウズベキスタンにしっかり根付いているので、ここのご当地ものにしました。今のところ他にご当地ピザを見つけられていないこともあり。
(※Apex Pizzaで「ベシュバルマクピザ」を見つけましたが、値段が220,000スム/2640円とバカ高だったので未食、どうせメインはカジーだし)
何が一番それっぽいかといったら、バーベキューソースですね。中東のシャワルマはよくマヨネーズを添えていましたが、ドネルケバブはスモーキーなBBQソースが定番。
ピザ (チーズ) にBBQソースってこれまで食べたことがなく、そのためとても新鮮に感じました。バランスが良く、次もまた食べたくなる美味しさでした。メニュー写真にくらべてお肉は少なめでしたけどね。
大=87,000スム/1044円、中=74,000スム/888円、小=63,000スム/756円。写真は中。ピザ生地はふわふわ柔らか厚手タイプでお腹にたまりました (2/3食べて残り1/3は翌日に)。
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バンコクで食べたタイ風ピザをついでにご紹介。最初のふたつはハーフ&ハーフです。どのピザも美味しく、タイ料理とチーズの相性の良さを感じました。
■ガイヤーン+ツナグリーンカレー
■コームーヤーン+スパイシーツナバジル
■トムヤムクン
■ドリアン
ドリアンはデザートピザですね。強烈に甘かったです。焼いたからといってドリアンのあのにおいがなくなるわけでもなく、しっかりドリアンを味わうことができました。ドリアン好きにはたまらない一品。