「羊のスープ、パイ包み焼き」とでも言ったらいいのか、あるいは食材も窯で焼く調理工程も似たようなものだし、あくまで「汁気多めのソムサ」なのか。
そんなことで悩んだりもしていますが、それは自分が大好きなウズベキスタン料理のひとつ、コサソムサ (Kosa Somsa) です。
去年、タシケントのお店を2ヶ所紹介しましたが (⇒ コチラ)、そのうち好きだった方のお店がいつの間にか閉業していて、残念に思っていました。
少し遠い場所に同様のお店があることは知っていましたが、これまではずっと腰が重いまま。しかし今回、ようやくお店を初訪問してきました。
店名は自分のPCだとGoogleマップ上「アーカイザー郷土料理」と日本語表記が出ますが、実際の読み方は「アルチャゾール (Archazor)」かなと思います。(Map)
ラグマン、マンティ、シャシリクなどウズベキスタン料理もひと通りありますが、なんといっても看板メニューはコサソムサです。店頭には専用の窯が。
明るい店内は天井が高く広さも十分。人気店のつもりで行きましたが、お客は他に1組のみ。このテーブルが全席埋まることはあるのでしょうか。
こちらがコサソムサ (38,500スム/460円)。こんがり焼けた小麦粉の香りと、ゴマのいいにおいが立ち上ってきました。
横から見た図。調理によって中の水分が蒸気となり膨張し、フタがこんもりドーム状に。パイ生地のフタは提供時にはカットされています。
フタを開けた図。フタの裏側がベチャッとしておらず、うまいこと焼き上げるものだなと感心。パイ生地なのでサクサク食感です (でもやや固め・重め)。
レシピ動画を観ると、最初に水分は入れません。みじん切りタマネギと羊肉をたっぷり、そしてトマト・ピーマン・スパイス、あとカジー (馬肉の腸詰め)。
それでも出来上がればこんなにスープがなみなみと。ぜんぶ食材から出た水分なんだと思います。旨味たっぷりです、ホント。これが実に美味しいんです。
フタはもちろん食べられます。パクリとかじりついても良いし、スープにひたしてやわやわにして食べるのもまた良し。だいたいプロフと同じ値段ですが、しっかりお腹にたまりました。1食分ありますね。
窯の中は入店前、仕込み中に横目で見ましたが、食べ終わってからあらためて写真を撮らせてもらおうと話しかけたら、焼いている最中は開けられないとのこと。チェッと思いつつ、それなら仕方ないなと。これは店員の対応が正しい。
なので前回食べたお店の窯の中の写真を。これと同じ並べ方でした。こちらはもう焼き上がって火も落としているので、フタを開けても問題なしでした。
行きはタクシーで19,000スム/230円かかりましたが、帰りはお店のすぐ前にバス停があったので、131番バスに乗りチロンゾール駅で降車、その後メトロで帰宅しました (40円で帰れた計算)。
ちなみにバスの運賃はAttoカードで払いましたが、自分で装置にピッとはせず、車掌にカードを渡してタッチしてもらいました。
本来はそういうやりとりを簡略化するためのタッチ決済だと思いますが、他のお客さんも同じようにカードを渡していたので、やはりこれがウズベキスタン流なのでしょう。