インドネシア料理といえば、付け合せのクルプックが大好きです。キャッサバからとったデンプンにエビや魚のすり身を混ぜ合わせ、薄くして乾燥させたもの。
これをさっと油で揚げると、プワッと大きく広がりサクサクのスナックになります。エビ味のクルプックウダンは自分でもよく作って食べていました。
料理 (お店) によっては、クルプックに似た感じの、もっと薄くて白っぽい揚げ菓子のようなものがついてくる時がありました。
クルプックのつもりで口にいれると、確かにサクッとはしているものの、味はあるようなないような、正直あまり美味しいものではないなと、少しだけガッカリしたものです。
当時はとくに好きでもなかったので、それが何なのかまったく興味がなかったのですが、今回日本でたまたま撮ってあったテレビ番組を観て、その正体を知ることになりました。
これは「ウンピン (Emping)」と呼ばれるもので、原料は「メリンジョ (またはムリンジョ/Melinjo)」の木の実、その種をつぶして乾燥させ、油で揚げたものです。
メリンジョはスーパーフードとして近年大きな注目を浴びている木の実です。これを毎日少しづつ食べると、長寿になるのだとか。
サッと調べたらウンピンは通販で買えるようなので (乾燥したもの、食べる時に自分で揚げる)、次の帰国時は買ってみよう。
インドネシア時代の写真フォルダを見返したら、クルプックと同じくらい、ウンピンも付け合せとして口にしていたことがわかりました。
2年くらいですが、ウンピンをちょこちょこと食べていたことになるので、その分ほんの少しだけ長生きになっていたらいいなあ。(いやいや継続してないと・・・)
■ソプブントゥッ@ボゴールカフェ
■ソトブタウィ@バタヴィアカフェ
■ソトミスル@カンビンバカルカイロ
■ガドガド (ウンピン&クルプック)
■ミーアチェ