近頃は日本でも「フルーツコーヒー」が注目され出したようです。自分も初めて聞いた時は「それってどうなの?」とかなり疑問ありでしたが、バンコクのカフェでそんなコーヒーを飲む機会があり、いざ飲んでみれば、これはこれで十分ありだなと思ったのでした。(※店名にマップリンク)
■コーヒー+オレンジジュース
サマーブラウン (Summer Brown) はメニューの名前に映画のタイトルがつけられているところが、バンコクでは唯一無二のカフェ。映画好きにはたまりません。
(500) Days of Summer (500日のサマー)、Space Odyssey (2001年宇宙の旅:※数字は入っていないけれどそうとしか)、Eternal Sunshine of the Spotless Mind (エターナル・サンシャイン)、Autumn Leaves (枯葉)、Call Me By Your Name (君の名前で僕を呼んで) などなど。
自分は(500)日のサマーをオーダー。エスプレッソとオレンジジュースのミックスです。よく考えたらオレンジはビターと、コーヒーは酸味と相性がいいわけですから、とくに違和感なく美味しくいただきました。
■コーヒー+アップルジュース+ブドウ
ファクトリーコーヒー (Factory Coffee) はエアポートリンク・パヤータイ駅の下にある、アーバンな雰囲気のおしゃれカフェ。ただおしゃれなだけでなく、バリスタコンテストでもチャンピオンになっている、人気と実力を兼ね備えたお店です。
メニュー名も凝っていて、「ファクトリー・ホワイト」は店名を冠した人気のカフェラテ。これは普通に美味しかった。「スティーブ・ジョブズ」はどんな味なのか想像がつかず、思わず追加でオーダーしてしまいました。
その正体は、アイスコーヒーにアップルジュースとブドウが入ったもの。コーヒーに酸味はつきものなので、その酸味がさらにフルーティーということで、これはちゃんと相乗効果があって、より美味しくなっていました。しかし量が少なかったな。。
■コーヒー+ココナッツジュース
サーニーズ (Sarnies Bangkok) はレトロな外観で格好のフォトスポットになっているカフェ。名物のココナッツコーヒーは、エスプレッソをココナッツジュースで割った冷たいコーヒーです。
トンガにいた頃、ロングブラックとココナッツジュースはよく飲んでいましたが、これを合わせるという発想はなかったので、興味津々で飲んでみました。結局のところ味としては、「うん、コーヒーとココナッツジュースを混ぜた味だな」という感想でしたが、でもヘルシーなことは間違いない。
自然な甘さがよかったですが、ココナッツジュースはもともと少しクセがをありますから、飲みつけていない人だと少し違和感があるかもしれません。果肉もたくさん入っていましたが、スプーンがついてこなかったので、果肉も食べろということではなさそう。
■コーヒー+紅茶
益生甫記 (Ek Teng Phu Ki) の看板メニュー、Black Coffee with Ceylon Tea。実はお店を初訪問した時は、あまりに奇をてらっているかなと思い、つい普通のコーヒー (+コンデンスミルク) を頼んでしまいました。
ただ、なぜか一緒に紅茶 (たぶんセイロンティー) が出てきたので (下の写真)、自然とコーヒーと交互に飲むことになり、「あれ?コーヒーと紅茶って混ぜて飲んでも美味しいのかも」と思った記憶が。
ということで、タイのカフェをあれこれ懐かしく思い出しました。自分でもコーヒー+α、いろいろ試してみよう。