ウズベキスタンに来てもう1年4ヶ月になりますが、実は今まで外のお店でパスタ料理を食べたことがありませんでした。
タシケントにはイタリアンのお店や本格ピザのお店がいくつもあります。なので、パスタ自体は食べようと思えばいつでも食べることができます。
外国料理ですからその分値段が高く、コスパは少し悪く感じてしまうのは仕方ありません。多少割高でも食べたいと思えるか、というところが微妙なんです。
言ってしまえばウズベキスタン料理で満足しているため、そもそもイタリアンのパスタを食べたい欲求が、これまでほとんどわきませんでした。
もともとクリーム系よりトマト系パスタが好きな自分。フライドラグマンにはトマト系の味付けがあり (ただしピーマン強め)、これがかなり満足度が高いです。
また、香草を練り込んだ緑色の麺・シビットオシュは、見た目も味わいもイタリアンぽく、これがイタリアンレストランで出てきてもまったく違和感はないでしょう。
■フライドラグマン@カラサライ (4万スム/480円)
■フライドラグマン@サルドバ (3.5万スム/420円)
■シビットオシュ@ヒバシティ (3万スム/360円)
しかしまあ、さすがに一度くらいは食べておこうということで、ピザの時に紹介した「ストゥッツィコ (Stuzzico)」(⇒コチラ)で、1皿いただいてきました。
訪れたのはミラバッド通りのお店 (Map)。本格的なお店だとパスタ1皿が平気で10万スム/1200円を超えますが、ここはほどほどにちゃんとした、かつ庶民価格のお店です。
半年前とはお店の外観が変わっていました。屋根・壁があったイートインスペースはすっかりオープン仕様になり、店内はだいぶ狭めに。冬場はどうするんだろう。
こちらがパスタ・アラビアータ (5.4万スム/650円)。ウズベキスタンはなぜかトマト系が少なめで、たいがいクリーム系パスタばかり。
このお店もパスタ15種類のうち、メニューだけ見てはっきりトマト系とわかるのはアラビアータのみ。あとはたぶんラザニアもトマト系。
フライドラグマンとくらべたら、当然ながら値段は3割以上高く、なのに麺のボリュームは約半分。さらに具材もこちらはかなり控えめ (基本トマトのみ、当然お肉なし) 。
味は悪くありませんでしたが、トマト感弱め、辛さなし、塩気弱め、なのでパンチ力という点では期待外れでした。逆に、お子さんでも食べられる優しい味わいと言えます。
自分はテーブルにあったタバスコをビシャビシャにふりかけていただきました。そうするとなかなか美味しかったです。
まあ結論としては、やはり1皿10万スムのお店に行かなければ満足できないのかなと思ったり。でもそうなるとラグマンの2倍以上だしな。うーん。。
もうそこまでしてウズベキスタンでパスタを食べなくてもいいのかも。どうしようかな、次はウズベキスタン料理店で出すパスタを探求してみようか。