A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

みじん切りで料理が変わる

ウイグル料理のお店「グルジャ」(*Map)。今年2月にここのコブルマラグマンを食べて、それまでのラグマンランキングが入れ替わってしまったほど、個人的には美味しいと思ったラグマンでした (⇒コチラ)。

お店のメニューには麺料理が8種類あります。今まではラグマン (スープラグマン) かコブルマラグマン (フライドラグマン) しか食べていなかったので、そろそろ新しいものに挑戦しなければなと。

ということで最近ようやく、ふたつ、新しい麺料理をいただきました。両方とも特徴は「みじん切り」。従来のもののみじん切りバージョンと言ってしまえばそうなのですが、たしかに別の料理になっているなと思いました。

スイル・ラグマン (42,000スム/500円)
スープラグマンの、具材がみじん切りになったバージョン。スープの味に野菜の旨味がより出ているような気がします。麺を食べた後はスプーンで具材をすくっていただきましたが、スープと一緒に口にいれると、より深みのある味わいに。

これは確かに手間を掛けてみじん切りにする意味があるなと。そしてちゃんと別名がついているのも納得。いつもより出てくるのに時間がかかったように思いますが、まあ面倒くさいですよね、みじん切りにするの。ありがたや。

このお店の普通のラグマン (↓)

ディンディン・ソミャン (42,000スム/500円)
コチラでは「ツォミャン」と紹介しましたが (メニューにロシア語でそう書かれていたので)、このお店では「ソミャン」表記でした (店員さんもソミャンと言っていた)。簡単に言うと、コブルマラグマンを麺も具材もみじん切りにしたもの。

コブルマラグマンとくらべてソミャンはピリ辛味のようですが、ここのもちゃんとピリ辛で味は抜群。ごく短くカットされた麺は、ノーマル (長い麺) と同じくしっかりモチモチ感があり、スプーンですくって食べるごとにしっかり噛んでいただきました。

よく噛んで食べるので、長い麺のものより味わいがしっかり感じられ、また満腹感もさらにアップ。本当に大満足でした。店員さんが厨房にソミャンと伝えた時、スタッフが「ソミャン?」と怪訝な顔をしていたので、あまり注文されない料理なのかもしれません。

このお店のコブルマラグマン (↓)

※中国語表記だとスイルは「碎肉 (ひき肉)」、ディンディンは「丁丁 (さいの目切り)」だそうです。

* * *

まったくの余談ですが、みじん切りつながりでフィジー時代の過去記事を再録。

ストレス解消法

自分なりのストレス解消法。タマネギを無心で炒めること。タマネギを炒めるときは集中しなければならないので、勝手に無心になっていく。

タマネギ大4個。1時間でだいぶかさが減ります。キッチンには甘くて香ばしい匂いが。今回は、赤ワインでコトコト煮込んだビーフたっぷりの欧風カレーになりました。

ところで、欧風カレーって普通に言いますが、フランス人やイタリア人がカレーライスをかっこんでる姿って見たことないですよね?