2024年は6月16日がイスラムの犠牲祭 (イードゥルアドハー:Eid Al-Ad'ha) です。ウズベキスタンも祝日ですが日曜日なので、翌日 (月曜日) が振替休日、さらに火曜日も大統領令で休日になり、今年は四連休となりました。
職場のスタッフに「タシケントの町のどこか、道端で牛や羊をさばいている場所ってある?あとはイード用に生きた羊を売っている市場とかは?」と尋ねてみましたが、さすがにそんなところはないとのことでした。(市外ならたぶん、とのこと)
まあ確かに、都会の道端で屠殺処理をするなんて、よく考えたらありえないですよね。そうは思いつつ、ジャカルタで実際にそんなシーンを目撃したことがあるので、もしかしたらウズベキスタンも、と思ってのことでした。
以下、2016年の犠牲祭 (当時は9月12日でした)、ジャカルタのタナアバン市場周辺の当日朝の様子です。やっているとは聞いていましたが、さすがにここまでの規模感 (町ぐるみ) だとは思っていなかったので、かなり度肝を抜かれたことを覚えています。
当時すでにジャカルタは大都会でしたが、裏路地に一歩入るといわゆるドブ川が流れていたりして、衛生面はどう見ても厳しそう。にもかかわらず道端でシートも敷かずに屠殺していたので、ひととおり写真に収めたあとは半ば放心状態でした。
各場所とも見物客でごった返していましたが、子供たちにもあえて見せているのかなと思いました。命をもらって食べているんだと、そう感謝の念を持つように。これも立派な教育ですね。