マルちゃんの業務用焼きそばソース (粉末) 1kg袋を持ってきてしまったので、なんとか消費しようとまた一段と麺を食べる比率が高まっています。
タシケントのスーパーはうどんの乾麺が売られているので、もっぱらそちらを焼きうどん (ソース味) にして食べています。
最近はさすがに飽きてきたので、ふと思いついたのが、蕎麦 (日本から持ってきた乾麺) を使ったらどうかということ。
字面的にはこれが本当の焼きそば (焼き蕎麦) です。自分はこれ、今まで作ってみようと思ったこともないし、日本では出会ったこともありません。
蕎麦はお醤油系の汁でいただくものという固定観念が、すっかりできあがっていました。我ながら視野が狭い。
ということで、蕎麦を使った焼きそば (ソース味) を作ってみました。よく考えたら蕎麦に油をからめたこともなかったな。意外と油なじみは良いような気がします。
味は、うーん、普通に美味しいけれど、別に蕎麦の方がうどんよりも美味しいということはないような。じゃあうどんでいいやとなりますかね。でも試して良かったです。
こちらでは蕎麦の乾麺はなかなか買えないので、蕎麦として一番美味しい食べ方を選ぶとなれば、やはりソース味よりは麺つゆなのかな。(ここまでが先週の出来事)
ウズベキスタンは小規模ながら蕎麦生産国です。それより何より、ロシアが蕎麦生産世界一なので、その影響かウズベキスタンでも蕎麦はよく食べられています。
自分も職場でよく蕎麦の実 (グレチカ) を食べています。お米とマッシュポテトと一緒に必ず蕎麦の実も置いてあり、人気も高いようです。
昨日、ロシアで長く仕事をされていた方と話す機会があって、曰く、ロシアにも蕎麦 (麺) を炒めた料理があるとのことでした。
それを聞いてハッとしました。そういえば去年、カラカルパクスタンのレストランで、蕎麦 (麺) を炒めた料理をいただきました。
その時は、フュージョン料理店のナンチャッテ蕎麦だろうと思ったのですが、実はロシア料理の流れを汲むちゃんとしたメニューだったんですね、きっと。
味付けは醤油系 (+オイスターソース) だったと思います。とても美味しかった。1年越しで真実を知るところとなり、またひとつ舌の幅が広がりました。よきよき。