A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

おにぎりとの邂逅

帰り道、カルジンカ (スーパーマーケット) に寄ってみたところ、なんとおにぎりを発見。日本のコンビニによくある、あの形状です。

本当は前から売っていたのかもしれませんが、これまでまったく視界に入らず、この日初めてその存在に気づきました。

ウズベキスタンに来たばかりの頃だったら、たぶん見つけても無視していたような気がします。ウズベキスタン料理をひと回りした今なので、素直に手が伸びました。

具は3種類。サケ (19,900スム/240円)、カニ (13,990スム/170円)、チキン (12,990スム/160円)。この日はサケとチキンを購入。

パッケージは日本のコンビニおにぎりと同じです。本当に開くのかなと、やや疑いつつフィルムを持って1、2、3と手を動かしました。

海苔も変に破れることなく、きれいに開きました。写真はサケおにぎりをカットしたところ。サケはそぼろみたいになっています。具の量は思っていたより多め。

お米はややかための炊きあがりでポロッとくずれそうにもなりましたが、でも悪くなかったです。海苔もちゃんとしていました。ご飯は酢飯かな。やや甘酸っぱかった。

サケは好印象でしたが、同じくそぼろ状のチキンは、それ自体にあまり味がなく、こちらはちょっとイマイチだったかも。次はカニを食べたいな。

同じくらいの大きさで、お腹のふくれ具合も似たりよったりのサムサが、お肉9,000スム、じゃがいも5,000スムですから、くらべるとおにぎりはやや割高。

毎日買って食べたいかと言われたらそこまででもないのですが (自分でも作れるし)、かといってこれが店頭から消えてしまったら、それはちょっと悲しいです。

やはり時々買って食べよう。ビジネスを存続してもらわなければ。お腹も気持ちも満たされ、結局こういうものが自分のソウルフードなんだなと思いました。

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タイにはセブン、ローソン、ファミマがたくさんあったので、バンコク滞在中はよくおにぎりを買っていました。当時27バーツ (当時95円) くらいだったかな。常に新商品が出ていましたが、とびこマヨネーズは美味しかったな (⇒コチラ)。

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シンプルな料理なので、米作を行う国ならおにぎりってあるんだろうなと思いがちですが、それが意外とないんですよね。

お米は炊いたら温かい状態で食べたいとか、素手で持って食べたくないとか、文化の違いからあまり他のアジア諸国では発展しなかったようです。

自分が食べたことがあるのは、台湾のファントゥアン (太巻きっぽいもの)、それからタイのカオジー (焼きおにぎり的なもの)。でもやはりおにぎりとは違いますね。

昨今は日本食の世界的な人気の高まりから、おにぎりの認知度・許容度は高くなっているのでしょう。だからウズベキスタンでもおにぎりが買えるわけです。ありがたし。

ファントゥアン

カオジー

静岡市民のソウルフード