タクシーに乗って長めの距離を移動していた時のこと。カーラジオから次々とウズベキスタンポップスが流れていました。
窓の外を眺めながら聴くとはなしに聴いていたのですが、ふいに、ある曲の歌詞が強烈に耳に入ってきました。
♪シナナキャ・ヤーレン・シナ・シナナイ
♪シナナキャ・シナナイヨ・ヤッパ・シナナイ
ハッとしました。なんだこれはと、目を見開きました。上に書いた歌詞は適当ですが、「シナ・シナナイ」の部分だけははっきりと聴こえました。
「しな、死なない」・・・ですと?空耳アワーなのはわかっていますが、なんとも不思議な感覚でした。あまりにもはっきり「死なない」と聴こえたので。
思わず運転手に「シナナイって日本語で "I don't die" だよ」と伝えると、たまたま英語が話せる人で、「そうなの?じゃあ彼 (歌手) は死なないな」と笑いながら答えてくれたのでした。
1曲のうちにこのフレーズが何度も登場したため、終わった後もその調子のいいメロディーが頭から離れず、道中、ずっと脳内で再生を繰り返していました。
そして帰宅後、すぐにYouTubeを検索したところ、件の曲が見事一発で出てきたのでした。それはBegzod Ismoilovの "Shinanay"。
シナナイ (Shinanay) ってウズベク語なのかな。どういう意味だろう。そこまでは運転手に聞きませんでした。
Google翻訳では出てこないし、ウズベク語の辞書を見ても載っていないし、方言か外来語なのかも。こんどスタッフに聞いてみよう。