A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

思いがけず美味しかったお店「ニューブハラプレミアム」

サウジアラビア時代によく食べていた「ブハーリーライス」(⇒過去記事)。その名のとおりウズベキスタンのブハラ州から、巡礼者によってもたらされた料理だと言われています。

ウズベキスタンに来る前は、「プロフ」がブハーリーライスそのものなのかなと思っていましたが、実際にタシケントで食べたものはどこも油多めでこってり、ブハーリーライスの記憶の味 (もっとあっさり) とはかなり異なりました。

ほどなくして、ブハラ州のプロフが別名「オシュソフィ」と呼ばれ、油も多くなくさっぱりした味わいなのだと聞きました。オシュ=ご飯、ソフィはアラビア語のサーフィー (ピュア) と同じかな。うん、きっと名は体を表すですね。

ブハーリーライス (オシュソフィ)を求め、これまでブハラと名がつくレストランにいくつか入りましたが、残念ながらまだ出会っていません。そんなお店のひとつが「ニュー・ブハラ・プレミアム」。

まずプロフがありませんでしたが、いただいた料理はどれも美味しかったので、とりあえずささっとご紹介します。お店の中も広いですが、外のテーブル席もいい感じ。

プロフがなかったので、オーダーはパン、トマトサラダ、マスタバ (ライススープ)、シャシリク (シシカバブ) 2本、レモンティー。合計94,000スム/1100円。 

トマトサラダも少し洒落ているし、なによりスープがさりげなく美味しかったです。化調的なベタッとした味は感じられず、しっかりお肉 (ヒツジ) の出汁がきいていて、スルスルといくらでもいただける自然な美味しさでした。

シャシリクはどこで食べてもハズレということはありませんが、ここも普通に美味しかったです。総じて満足。スープを食べにまた訪れたいです。