A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

オペラ「ラ・ボエーム」鑑賞@ナヴォイ劇場

4月上旬のバレエ鑑賞に続いて、こんどはオペラを観てきました。他にもいくつかオペラ上演はありましたが、なにしろ初めてのこと、とりあえずその名前だけは知っている「ラ・ボエーム」をチョイス。事前にあらすじは頭に入れて臨みました (⇒あらすじ/Wikipedia)。

ど素人ゆえ「もしかしてロシア語?それともウズベク語?」などと思いつつ開演を待ちましたが、いざ始まってみれば、当然ながらイタリア語でした。うん、それはそうだ。イタリアオペラだもんな。

序盤こそ「これ面白いのかな、自分最後まで耐えられるかな」などと不安になりつつ観ていましたが、第1幕の半分過ぎたあたりにはもう、その熱唱にどんどん惹き込まれている自分がいました。すごいです、声量。

終わってみればあっという間でした。歌詞の意味が直接的にはわからなくても、圧倒的な声 (生歌) の色艶に、なんだかグッとこみ上げるものがありました。つくづく、事前にストーリーを知っておいてよかったです。

座席は1階2段目の前側で50,000スム (600円)。シンガーはたぶんウズベク人中心。(ミミ役の方の名前を検索してもぜんぜん情報が出てきませんでした、パンフレットにはウズベク人アーティストとの記載あり)

観客のマナーはあいかわらずひどいものでしたが (あちこちでスマホ動画撮影や電話呼び出し音・・・)、それでもまた行きたいと思います。次は何を観ようかと、今からワクワクしています。

ナヴォイ劇場前の噴水からついに水が。空もよく晴れ、穏やかな一日でした。