A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

白く輝くミノールモスク

土曜の朝、まだ涼しいうちにタシケントの町を散策。最初に目指したのはホテルから2km弱のところにある「ミノールモスク」。2014年完成の新しいモスクです。

ウズベキスタンと言えば「青の都」サマルカンドのブルータイルをまとったモスクが有名ですが、タシケントは伝統的にレンガ造りの茶色っぽいモスクが多いそう。

ミノールモスクはそれらのどれとも異なり、白い大理石を用いた外観は白くまぶしく、青空にとてもよく映えます。

正面入り口はイスラム風の精緻な装飾が施され、ここに青を使うのも抜群のセンスを感じさせます。とにかく美しいモスク。

カテゴリーを一応 "観光" にしましたが、まああまり観光気分で行く場所でもないですね。中に入るのは問題ないそうですが、写真だけのために入るのは止めました。

ちなみにアラビア語だと「マスジド・マナール」。マナールはイルミネーションでしょうか。ヌール (=光) の派生単語、光る場所・箇所みたいな。

現地のガイドブックには他にも「高い場所」という意味があると書かれていました。この辺は土地が少し高くなっているからでしょう。

モスクの横には運河が。橋の袂から南にモスク、北にテレビ塔が見えます。水の流れは北から南。

9時から10時くらいまでてくてく歩くと気温もだいぶ上がり、もうすっかり春模様。といってもまたまだ風は涼しげ。逆にホテルに戻ると部屋がすこぶる暑いんです。なぜなら床暖房が未だにオンだから。

午後は日が差し込み寝室がかなり暑くなるので、これはたまらんと、涼しい風が吹き込むバスルームのタイルの床に寝転がったら、めちゃめちゃホットで驚きました。スリッパを履いていたので気が付きませんでしたが、寝室もバスルームもかなり床が温々。

今日も午後2時をまわりちょっと耐え難くなったので、少し散歩して身体を冷やしました。帰りがけに冷たいミネラルウォーター (小さいのは炭酸水) を買ってきて、温々の部屋でグビリ。ぷはー、うまー。