A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

雪の日のラグマン

ウズベキスタンに来て最初の週末。天気予報どおりタシケントは真冬に戻ってしまったような、みぞれ混じりの寒い朝を迎えました。

それでも今日は必ず行こうと決めていたレストランがあり、9時半頃にはホテルを出て、地下鉄に乗りオイベック駅に移動しました。

午前10時過ぎ、件のお店「アノール (Anor)」に到着。しかしGoogleマップの情報とは異なり、開店は10時半からとのこと。いつもなのか、今日が特別なのか。降りやまぬみぞれに身体がどんどん冷えていきます。

仕方ないのですぐ近くのカフェに避難、コーヒーを飲んで20分ほど時間をつぶしました。ちなみにウズベキスタン人男性の喫煙率は高く、このカフェも喫煙可。コーヒーと一緒に灰皿が出てきました。

ということで、10時40分頃ふたたびお店を訪れ、無事入店。かねてから食べてみたかった「ラグマン (羊肉)」をオーダーしました (39,000スム/470円)。

ラグマンの詳細はWikipediaを見ていただくとして (⇒コチラ)、評判どおり麺はまるでうどんのよう。手延べゆえ太さも "太→細" と食感に変化があっていいし、これは美味しいです。

トマトベースのスープはパプリカとニンニクが強め。自分はかなり好みの味ですが、ピーマンが苦手な人はちょっときついかも。赤いけれど辛くはありません。多くの日本人にとって、食べやすい料理だと思います。

今日いただいたものは、正確にはウイグルラグマン (ウイグル風ラグマン)。中央アジアの国・地域によってバリエーションがあるそうなので、今後食べくらべるのも楽しみです。

レモンティーをちびちび飲みながら小一時間お店にいましたが、あいかわらずみぞれはやみません。土曜日だしもう少し歩きまわりたかったのですが、近くのミラバッドバザールを少しだけのぞいてから、すぐにまた地下鉄でホテルに戻ったのでした。