前日に投稿した「世界のマズイ料理100」に日本からランク入りしているものがふたつあります (⇒過去記事)。それはおこし (雷おこし) とナポリタン。
おこしはまだしも、さすがにナポリタンはネガティブなイメージがないので、外国人との感性の違いにやや驚いています。
本家イタリアのパスタとはあまりにも異なる、ということなんでしょうが、日本人的感覚からすると、ナポリタンも普通のパスタも、そこまで大きな隔たりがあるようには思えないんですよね。
一方で、ナポリタンは麺がやわやわ、具材は薄っぺらいウインナーと若干の玉ねぎのみ、そして味付けは基本ケチャップなど、あえてチープに作った方がむしろ美味しいみたいな、日本人ならではの感覚もあるので、まあこれはずっと平行線なんだろうなと。
ホント、美味しいですけどね、ナポリタン。「パンチョ」は良かったな。これぞナポリタンという郷愁を誘う味わいと、あととにかく大盛りで。目玉焼きを載せればなんでもワンランクアップな気がするのも、日本人的演出でグッド。
上のパンチョは富士のお店ですが、少し足を延ばすと吉原の「つけナポリタン」もあります。「アドニス」はこの半年で二度行きました。
麺がかなりモチモチしていて、食べ方のスタイル含め、ここまで来るとかなり和のテイストになるので、さすがにつけナポリタンをイタリア人にゴリ押しする気はありません。でも、先入観なしに食べたら、きっとイタリア人だって美味しいと言ってくれるハズ。
ああなんだか無性にナポリタンが食べたくなってきた。喫茶店のナポリタン、最後にどこか行けるかなあ。
※関連過去記事:世界のパスタ料理 (エチオピア、インドネシア、タイ、日本)