"Taste Atlas" から「世界の伝統料理ベスト100」が発表されました (⇒コチラ)。第1位の「カレー (日本)」を含め、そのラインナップはなんともコメントしづらいものになっていますが、個人的に注目したいのは第6位の「パネーン (タイ)」。
職場の食堂でもよく食べていましたが、単にレッドカレーの一種だと思っていたところ、実は違うものなんだそうです。
写真はオートーコー市場のフードコート。向かって右端の赤いのがそれです (パネーンヌア=牛肉のパネーン)。ご飯にかけてもらい、美味しくいただきました。
日本で言うところのタイカレーは、タイでは「ゲーン (汁物)」というスープ料理に分類されます。たしかに、グリーンカレーやレッドカレーは水分が多くサラサラしています。
カオゲーン (ぶっかけ飯) 屋台でも、器に入れてくれることがほとんど (そして器ごとご飯の上に載せる・・)。写真はうちの職場の食堂。
くらべてパネーンは、少しトロッとしています。スープとシチューの違いくらい。だからなのか、普通はご飯に直接かけてくれます。
微妙にずっとモヤモヤしていたことが (器に盛るカレー vs 盛らないカレー)、あらためてはっきりしました。ひとつ賢くなったな。
※関連過去記事:世界のカレー料理