うちの近所では、田んぼの稲の刈り取り風景が見られるようになりました。黄金色の稲穂は、まさに自分の原風景。そこで、3つの国で見てきた「黄金色」の風景を。
■ヨルダン
アンマンから南部のマイン温泉に行く途中で見た小麦畑。見渡す限り黄金色で、本当にきれいでした。畑の向こうの丘の上に小さな村が見える光景も、まるでおとぎ話の世界に入り込んだようでした。
■エチオピア
アジスアベバ近郊、キリント村のテフ畑。世界一小さな穀物であるテフは、穂もふわふわです。毎年収穫期になると、この時ばかりは「なんて豊かな国だろう」と感動していました。
■タンザニア
黄色く染まる草原は、動物にとってはつらい季節の始まりです。足取りがおぼつかないヌーの子供や、腰の辺りをひどくケガしたハイエナなどを見るにつけ、野生は厳しいとつくづく思いました。