ThinkPad X270のHDDをSSDに交換しシステムをリカバリーしたため、今まで使っていたAdobe Photoshop Elements 2018が消えてしまいました。ブログ更新で毎日のように画像編集 (写真加工) するので、自分には必須のソフトです。
ところがディスクが見つからず、再インストールできないので、仕方なく、昔買ったPhotoshop Elements 10 (2011年発売) を入れていますが、2018に慣れてしまった身には、さすがに使い勝手が悪く感じます。
ということで、素直にPhotoshop Elements 2022 (1万6000円) を購入するか、この機会にソフトを乗り換えるか、検討中です。ポイントは、メニュー構成がPhotoshopに近いこと、超多機能は不要で、シンプルにサイズ変更・自動コントラスト・コピースタンプ・文字挿入なんかができれば十分。
■Adobe Photoshop Elements 10 (当時1万2000円)
機能的にはElements 2018どころか、実はこれでも十分なのですが、写真を保存 (Web用に保存) する際、フォーマットがデフォルトでGIFになっているため、毎回小さなプルダウンメニューからJPEG (高) を選ばなければならないのが地味にストレス (2018はいったんJPEGを選択すれば次から固定)。ささいなことですが、何十枚と写真加工をしていくと、これがけっこうなストレスです。
■Adobe Photoshop Express 3.6 (無料)
スマホ版が有名ですが、パソコンにインストールしてオフラインでも使えます。メニュー構成はアイコンがメイン、画像サイズの変更は「環境設定」から行います。変更できるサイズは限られていて、自分がブログに使う横900pixelの設定ができないのが痛いです (横800pixelの次は横1000pixel)。できることは限られていますが、これで十分というユーザーもいるでしょう。同じフォルダに入っている写真は左右カーソルで読み込めます (逆に「開く」というメニューは無い)。(⇒サイト)
■GIMP 2.10 (無料)
Photoshopの代替ソフトとしては大定番のGIMP。自分にはちょっと多機能すぎるのと、その分やはりメニューが複雑 (慣れればいいだけですが)。保存 (名前をつけてエクスポート) も手間が多くファイルサイズ確認と画像プレビューも、なかなか流れるようにはいきません (本当に慣れればいいだけなのですが・・)。
無料だしMac版もあるし、いつかGIMPに乗り換えなければと思いつつ、だいぶ年月がたってしまいました。これまで何度か使い始めたけれど、結局いつも早々に挫折。今回もたぶんGIMPはないかなあ。(⇒サイト)
■Paint.NET V4.3.11 (無料)
Paint.NET (ペイントドットネット) は、ワシントン州立大学のプロジェクトとして始まり、マイクロソフトの指導を得ながら開発されたそうです。Windowsアクセサリ「ペイント」の上位版といった趣。機能的にはシンプルかつ十分、メニュー構成もわかりやすく、そしてサクサク動きます。
メニューに自動コントラストがあればというのと (自動レベル補正はある)、コピースタンプツール (クローンスタンプ) の使い方がよくわかりません (調べればいいだけですが)。簡単な写真加工ならこれでまったく問題ないのですが、Windowsアクセサリのように外観がややダサいというのが難点。
優れもののソフトなのに、世間的にあまり評価されていないような気がするのは、きっとこの見た目と紛らわしい (ネットワークツールっぽい) 名前のせい? (⇒サイト)
■Photopea (無料)
オンラインで利用できる画像編集ツール。パソコンの場合はブラウザに拡張機能を追加、スマホだとホームページにアクセスすればすぐに使えます。一度オンラインで接続すれば、あとはネットを切断してもブラウザを閉じるまではそのまま作業が続けられます (新しい写真の読み込みも可)。
メニュー構成がわかりやすく直感的に操作できるし、保存 (別名で保存) も流れるようにできます。今回試したソフトでは一番手に馴染むのですが、いかんせん、オンラインツールというのだけが少しひっかかります。もしオフライン版 (インストール版) が出たら、すぐにでもこれに乗り換えたいのですが。(⇒サイト)
■Affinity Photo 1.10.4 (7000円)
試用版 (10日間) を触っています。有料なだけあって、見た目も使い勝手もとても良いソフトに思えます。メニューは各機能にアクセスが容易ですが、ただし画像またはイメージではなく「ドキュメント」という日本語なのは解せないところ (たぶんすぐ修正されるでしょう)。
Mac版もあるし (自分はWindows機とMacの2台持ち)、Photoshop Elements 1本の値段で2ライセンス買えるのは大きいです。今後、5年、10年と続いていく会社なのであればぜひ乗り換えたいですが、IT業界はどうなるかわかりませんからね。とりあえず残りの数日間、あれこれ使ってみよう。(⇒サイト)