A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

山に分け入り水源補修

2012年夏の台風の後、我が家の水道が出なくなり、裏山の水源に行ってみると、木が倒れ土砂が覆っていました。実はうちの村、日本でも数少ない水道未整備地域なんです。

この時は、湧き水の流れが変わったため1mほど横から新たに湧き出した水を引きこみ、ほとんど埋もれていた取水パイプを半分ほど掘り起こしました。

その後ずっと問題なかったのですが、再び給水が止まったのは2017年10月のこと。家の横の貯水タンク (1週間くらいは使える量) に水が入ってこなくなりました (オーバーフローの水の流れが止まったため発覚)。

2日ほど様子を見ていましたが、回復する様子がなかったので、久しぶりに裏山に分け入り、再び水源を補修しました。

まず取水パイプをぜんぶ掘り起こし、それから土砂がくずれてもいいようにコンクリートのU字溝をかぶせました。

春・夏になれば勢い良く水が湧き出るでしょうから、プールの土手がくずれないよう簡易的にオーバーフロー用のパイプも設置しました。

ご覧のとおり我が家の水道は山の生水です。なのでとても美味しい。まさに甘露。しかし親の代から、これを消毒するという発想はありませんでした。この先どうしようかな。

エチオピア勤務時代、塩素消毒を含む安全な水利用について、地方住民にさんざん指導していたんですけどね。。

* * *

そして現在 (2022年6月)、またも給水量が極端に少なくなりました。5年ぶりに水源を見に行くと、取水パイプ周りはほぼ土砂で埋もれていました。

ただ、取水パイプからまず水を引き込む小タンクには十分な水が来ていたので、とりあえず取水パイプを掘り起こす作業はしなくてすみそうだなと、少しホッとしました。

小タンクの水を抜き、底に設置した穴開きパイプを引き抜いてみると、覆っているメッシュフィルターが、積年の泥で目詰まりを起こしていました。

ということで、メッシュフィルターを洗い、再び穴あきパイプを小タンクに設置すると、果たして無事に水が流れるようになったのでした。

蛇口をひねれば当たり前のように水が出る生活って、実は本当にありがたいことなんですよね。5年に1回くらい思い知らされます。。