A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ドリアン&フルーツビュッフェ(に行けず)

5月初め、バンコクではセントラルワールドなどあちらこちらで、フルーツフェスティバルと称してドリアンとトロピカルフルーツの食べ放題が行われていました。この季節の風物詩です。一度でいいからドリアンを飽きるほど食べてみたい、ずっとそう思ってきた自分には、願ってもない企画。

ただし、今年も事前にいくつも広告は見ていたのですが、一人で黙々とドリアンを食べている姿は (周りから見て) あまりにも哀しすぎるのと、そもそもドリアンだけそんなにたくさん食べられるかなという不安も。

そんなこんなで迷っているうち完全に出遅れ、先週末、セントラルワールドの会場に行った時には、お昼頃でしたがすでにその日 (企画最終日) のチケットは売り切れていました。残念、、なのか、あるいは端から無理目の話だったから逆にラッキーだったのか。

ということで、少しでもうっぷんをはらすべく、近所で小ぶりのモントーンとノックイップを買ってきて、家で食べくらべをしました。ふたつともグラムあたりの値段は同じ。ガーンヤオよりはだいぶ安い。

写真の白っぽいのがモントーン、黄色いのがノックイップです。もともとクセありが好きなので (クセといってもドリアン独特のエステル臭など)、好みで言えばノックイップの方が好きです。

・臭い:ノックイップ>モントーン
・匂い:ノックイップ>モントーン
・クセ:ノックイップ>モントーン
・甘さ:ノックイップ≧モントーン
・クリーミーさ:ノックイップ=モントーン

しかしモントーンのクセのなさ、上品さは、やはり一番人気 (一番流通量が多い) というのも納得です。モントーンはタネが小さいので、同じ大きさなら他品種よ可食部が多いのも嬉しいところ。(今回はノックイップも小さかったです、優秀)

ふたつでたった350gですが、ふたつともほぼ完璧に甘かったので、そういう意味ではこの量でも満足感は相当なものでした。ドリアンビュッフェに行っていたとしても、ここまで甘いドリアンだと、きっとそんなにたくさんは食べられなかっただろうな。(と、自分で自分を慰めています・・)

タイは5月13日に雨季入り宣言がありました。まだそんなに雨は降っていませんが、そろそろドリアンの季節も終わりです。しかしスーパーマーケットにはまだまだ大量のドリアンが。プアンマニー (Puang Manee) があったので買ってきました。

プアンマニーはモントーンよりはだいぶクセありですが (明らかに臭い)、ねっとりしたクリーミーさと強い甘さに加え、ややほろ苦い風味もあって、奥深い味が楽しめました。ただしタネが大きいので、可食部は少なめ。