A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

麻辣牛肉麵@Singha Dang

BTSエカマイ駅から南に延びる道 (Soi 42) を1.1kmほど歩いて、台湾料理 (軽食) のお店「Singha Dang」に行ってきました。目当ては麻辣牛肉麵。バンコクには台湾牛肉麵のお店もたくさんありますが、麻辣が効いているところは意外に少なめ。

最近ではMRTラーマ9世駅近くの「重慶小麺」がかなり花椒が効いていて美味しかったですが、このお店もネットで見たメニュー写真がかなり美味しそうだっので、期待して訪問。

まず、駅から距離1.1kmというのは、ふだんは普通に歩く距離 (行動の9割以上は昼間)。しかしこの時、電車を降りたらもう日が暮れかけていました。歩いているうち次第に街灯が減って、大きめの道とはいえ、薄暗い道を歩くのはあまり気持ちのよいものではありませんでした。タクシーにすればよかったな。

そしてお店到着。手前のお店がやけに繁盛していて、逆に自分がこれから入ろうとしているお店は明らかにお客ゼロ。不安になりながらお店の前で写真を撮っていたところ、すかさず店員さんがドアを開けてくれたため、もう意を決して入店しました。

静かな店内。お洒落な洋楽がかかっています。コック兼接客で店員は1人。タイ人なのかな、台湾人なのかな。料理をオーダーして待つことしばし。来ました。うん、見た目よし。

麺が薄い幅広麺だったのは事前にわかっていましたが、やはりこの麺、軽すぎて食感がちょっとたよりない。麻辣牛肉の痺れる美味しさが際立っていただけに、もっと力強い麺 (手打ちのちょい太麺とか) だともっとよかったなと。

牛肉は本当に歯がいらないほど柔らかく煮込まれていました。舌と上顎でホロホロに。肉団子がいつものタイの肉団子とはちょっと違って、シコシコしていてとても美味しかったです。まるでインドネシアのバッソのようでした (⇒バッソ)

小皿でついてきたゴマ味噌みたいなのも美味しかったです。料理のレベルは高いと思いました。でも、170バーツ/600円で量もそこまで多くはないし、これだとタイ人にとってはコスパが悪いという印象しかなさそう。美味しいお店は残ってほしいけれど、ここはいつまでもつかなあ。。