黄金仏で有名なワット・トライミットの南側にある路地 "スコン通り (Sukon Alley)" には美味しいお店が軒を連ねていますが、そのうちのひとつ "クイッティアオ・トローク・ローン・ムー " でトムヤムヌードルをいただきました。
この辺りは赴任当初からよく来ていましたが、お店の前を通るたび、順番待ちのお客さんの数に圧倒されてしまい、ずっと入店したことがありませんでした。新型コロナ以降はテイクアウト専門になっていたのですが、それでも料理を待っているバイクライダー (フードデリバリー) の多さにめげて、いつもため息＆素通りでした。
先月からの規制緩和を受けて、今は店内で食べることができるようになっています。ということで、満を持して日曜日の朝一番 (朝9時) に出かけたところ、さすがに他にお客さんはおらず、無事に初入店。最初からこの時間に来ればよかった。
店頭に、たぶん注文の仕方やコロナ対応などが書かれたと思しきタイ語の手書きボードがありましたが、それを見つめ固まっていた自分に、店主 (？) の女性がすぐに (外国人だと) 気づいてくれ、英語で入店をうながしてくれました。察しがいいし優しい。
注文はトムヤムヌードルともうひとつこのお店の名物、揚げ雲呑。ともに55バーツ/190円。トムヤムスープは甘さひかえめでやや酸味が立っているサッパリしたもの。朝イチで食べるには最適な味でした。辛味はパンチ力あり。
豚肉は普通の肉とひき肉、そしてひとつ揚げ雲呑が入っています。カリカリの揚げ豆腐がいいアクセントでした。麺は細麺ではなく平縮れ麺。これはこれでバランスがいいのかな。いずれにしろタイラーメンは量が少ないので、しっかり味わって食べたいという気持ちとは裏腹に、あっという間に完食してしまいました。
トムヤムヌードルも美味しかったですが、むしろこの日の白眉は揚げ雲呑 (豚)。さすが、おすすめされているだけあります。豚ミンチがパンパンに詰まっていてとても肉肉しい。揚げたて熱々の雲呑を頬張ると、口の中に豚肉の旨さがジュワ～とひろがりました。うーん、美味しい。そして食べごたえ十分。
食べている最中もどんどん雲呑を揚げていて、お店を出る時は雲呑の山が一段高くなっていました (下の写真は入店時のもの)。ああ満足。また来よう。
