A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

日本とタイの入国手続きの違い

日本 (8月)

オリンピック期間中ということもあったかもしれませんが、日本入国はかなり時間がかかりました。飛行機から降りて入国審査までに通過するチェックポイントの数とそれぞれで対応するスタッフがとにかく多い。移動中も誘導係が常に視界に入り、これが日本的というやつなのか、すべてがとにかく懇切丁寧。

コロナ陰性証明書や誓約書の提出、コロナ検査 (唾液)、待機中に必要なスマホアプリのインストールと使い方の説明などいろいろあって、コロナ検査の結果を待ちようやく入国審査。空港を出るまでに2時間半かかりました。それにしても空港内の移動距離が長かったです。4000歩くらい歩きました。移動通路もほとんど止まっていたし、朝5時半 (体内時計は3時半) に着いてこの運動量はけっこうしんどかったです。

ホテルで3泊4日の隔離、コロナ検査して陰性だったので自宅に移動してプラス11日の自宅待機。タイ出発前、日本到着時、日本到着後4日目と合計3回コロナ検査。短期間にちょっと多くない?まあいいですけど。自宅待機中は毎日スマホアプリで健康チェック、場所確認、AIビデオ通話がありました。正直うっとうしかったですが (何時に来るか決まっていないし)、2週間ホテル隔離よりははるかにいいです。

タイ (9月)

飛行機を降りたらとくに誘導係もおらず、閑散とした空港内を通常通り進みました。羽田から乗った客は数えるほどで、前後に人が見当たらずやや不安になりながらでしたが、そのうち第一チェックポイントが現れ、タイ入国に必要な書類一式の確認 (※注)。そこからは入国審査窓口まで歩きつつ途中で検温があったりその都度必要な書類を抜き取られたりで、あっという間に入国審査。

※注:タイ入国に必要な書類一式
・パスポート
・入国許可証 (COE)
・コロナ陰性証明書
・海外旅行保険英文証明書
・T8フォーム
・Declaration Form
・Eチケット
・ASQホテル予約確認書
(※スマホアプリ "Thailand Plus" の確認は無し)

空港ではコロナ検査はありませんでした。入国審査を終えスーツケースを受け取りASQホテルのスタッフに出迎えられ、ホテルチェックインをその場で済ませると、車でホテルに出発。空港を出るまで所要50分ほどでした。ホテル移動はお客1人に車1台 (日本ではマイクロバスで小グループ/5~6人に分かれて移動でした)。ホテルに着いたら検温、そしてスリッパに履きかえ直接部屋に案内されました。日本では隔離ホテルのフロントで順番に滞在中の説明があったのですが、タイでは可能な限り他者との接触を避けているようです。空港も移動通路が多くほとんど歩かずに済みました。

単純に比較すれば、タイの方が入国は圧倒的に楽でした。とは言ってもなんだかんだ他者との接触を最小限にしている様子も伺え、このくらいやれば十分なのかなと感じた次第です。ワクチン接種証明書を持っていましたが、今は何の効力もなく、有無を言わさず2週間のホテル隔離。午後6時前に到着すればその日を第一日目として14泊15日の隔離です。長いなあ。でも日本のホテルと比べたらだいぶ広め・明るめ、食事のバリエーション多めなのはうれしいです。会社に感謝。

* * *

ちなみに羽田空港は開いているカウンターは限られ、かなり閑散としていました (真ん中の方、JALとANAは開いています)。お店もほとんど閉まっているか午前10時からの営業で、結局朝ご飯は食べることができませんでした。

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