イノシシ&キジ
伊豆修善寺の少し先、「ささの」というジビエ料理のお店で、イノシシとキジの料理に舌鼓をうってきました。
写真1枚めからイノシシの焼肉丼、イノシシ鍋、キジの串焼き、キジ丼。イノシシはコクのある豚肉といった趣。噛むほどに肉と脂の甘さがジュワッと口の中に広がります。
キジは正直鶏肉との違いはあまりよくわかりませんが (←バカ舌)、しっかりと噛みごたえのある皮は脂がとても美味しかったです。まず食べるならやはりイノシシ鍋がおすすめ。
ズガニ&アマゴ
モクズガニのことを静岡では「ズガニ」と言います。子どもの頃は小学校の近くの川にもいて、時々同級生がズガニをとったという自慢話をしていました。自分は一度くらい食べたことがあったっけかなという程度の記憶ですが。
伊豆の修善寺に行った時、ふと目に飛び込んできた「ずがにうどん」ののぼり。これは食べなければと、閉店間際の「安兵衛」に飛び込みました。出汁がたっぷり溶け込んだ味噌汁風うどんはとても美味しかったです。見た目もインパクト大。川に住むカニとは思えないくらい大きいんですよね。
一緒に食べたアマゴの塩焼きも美味しかったなあ。子どもの頃、夏休みは毎日のように家の横の川で泳ぎつつ、アマゴをモリで突いてとってそのまま川原で焼いて食べていたことを懐かしく思い出しました (当時はこういうことも許されていました、今はむやみにとってはいけません)。
キビナゴ
キビナゴといえば九州、とくに鹿児島の郷土食材として知られていますが、実は西伊豆でもよく食べられています。
お刺身はあっさりしていますが旨味もあって、お寿司で食べると良い味わいです。「きびなご寿し」さんのキビナゴの握りはお刺身と漬けがあって、また薬味に大葉、茗荷、ゴマなど使っていて1貫ごとに変化を楽しめる逸品。
握りセットは半分の4貫を地魚に変えてもらいました。そちらもとびきり新鮮で美味しかったです。1貫にお刺身が3枚載っているのにも驚きました。
おまけ:イノシシがいっぱい
中伊豆に行ったら「マルゼン精肉店」の猪コロッケと「小戸橋製菓」の猪最中はマストトライ。猪コロッケは味噌で煮込んだ猪肉が入っていて、ソースをつけずそのまま食べて美味しい一品。なによりその形がかわいいです。お店では猪ベーコンも売っています。
猪最中は皮がパリパリで香ばしく、あんこの甘さと絶妙にマッチ。かなり美味しい最中でした。
※2018年の記事を編集再録。