カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハームは、創業70年、チェンマイで最も有名なカオソーイの老舗。一日に500杯は軽く売り上げるという人気を誇ります。カオソーイとは、まろやかなココナッツカレーのスープに卵麺 (バミー)、その上にさらに揚げた麺をトッピングしていただく北部の名物料理 (具は豚、鶏、牛など)。その他に、カノムジーン・ナムギャオ (ナムニャオ) というスープ素麺や、サイウアと呼ばれるスパイシーなチェンマイ風ソーセージ、鶏のカレーご飯のカオモックガイもおすすめ。(タイ国政府観光庁HPより)
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チェンマイの名店のブランチがバンコクにもあります。訪れたのは最寄りMRTラーマ9世駅、セントラルプラザ・グランドラマ9の北東約1km。Googleマップ上の店名は今のところタイ語表記のみ (ข้าวซอยลำดวนฟ้าฮ่ามเชียงใหม่ สาขา พระราม 9)。
今はコロナ規制で店内飲食ができません。他のお店でテイクアウトしたタイラーメンの麺 (バミー) が、お店で食べるのとほとんど遜色なかったので、今回も大丈夫だろうと、カオソーイとナムギャオをテイクアウトしました (各69バーツ/240円)。
カオソーイはさすがの美味しさ。スープはバランスが良く、クリーム感もあって、"オントン" のカオソーイを思い出しました (→コチラ)。鶏肉も食べごたえあり。ただし、テイクアウトしたため麺がくっついて団子のようになってしまい、その点はかなり残念でした。お店で食べたらさらに感動だろうな。麺類はやはりお店で食べたいものです
カノムジーン・ナムギャオは、これまで何度か食べた経験では、そんなに美味しいものだとは思わなかったというのが正直なところ。酸っぱくて、独特な香辛料 (ドークギアオ) を使っていて、血の塊 (鶏 or 豚) が入っていて。でも、ここのナムギャオは初めて美味しいと思いました。スープも血の塊も、ちゃんと旨味がありました。今回はカオソーイよりナムギャオの方が満足度が高かったくらいです。
次はゲーンハンレー (北タイカレー) も食べてみたい。
※追記:自分が知らなかっただけでバンコクには他にもいくつか支店があるそうです。