4月に始まった新型コロナ第三波がまったく収まる気配を見せないバンコクは、明日、7月12日からまたセミロックダウンに入ります。第二波 (2020年12月) の時も特定業種の営業規制が行われましたが、夜間の外出禁止や越境移動制限などひとつハードルが高い規制は去年の3月、新型コロナ第一波以来のこと。1日の感染者数は増え続けていますから (本日 9,539人で過去最大を更新)、やむを得ない措置でしょう。
ショッピングモールの一般店舗は閉まるものの、モール内のスーパーマーケットや薬局、携帯電話ショップなどは時間を短縮して営業が続けられるのは去年と同様。しかし去年は規制前日にどこのスーパーも買い出しのため人が押し寄せ、大変なことになりました。
次の写真2枚は近所のスーパー2店の、去年3月の写真です。店内に「うちは明日からも閉まりません」とアナウンスが流れ続ける中、みんな買い物カートにどんどん食材を詰め込んでいました。自分は少し前から買い置きを始めていたので、この長蛇の列に並ばずにすみました (この時も写真を撮っただけ)。
うってかわって今年は、今日もスーパーマーケットは普段と変わらない様子でした。去年の経験が生きているのか、はたまたみんなコロナに慣れてしまったのか。1日の感染者数は第一波の時の100倍なんですけどね。まあいずれにしてもパニックになる必要はありません。またしばらく淡々と静かに日々をやり過ごすだけです。
ちなみに去年はインスタントラーメンが一時品薄になったり、残っていても辛いラーメンばかりだったりということもありましたが (次の写真2枚)、今年はその点も万全。スーパーも在庫を切らせるようなことはありません。この点はありがたいです。
* * *
7月12日追記
ショッピングモールの衣料や雑貨のテナントはすべてクローズされました。スーパーマーケットやフードコート/ファストフード (テイクアウトのみ) は開いているので、それほど生活に支障はありません。必要な衣服は昨日までに買ったし。でも本屋 (紀伊國屋書店) が閉まるのはちょっと痛いなあ。