チャオプラヤー川を越えるので少し遠いのですが、BTSクルントンブリー駅の南側でとても美味しいカオトム (潮州粥=雑炊) をいただきました。お店は "Tee Pochana (ティー・レストラン)"。店頭には干したエビや魚が並べられています。カニはまだ生きていました。
カオトム専門店ではなく中華 (潮州) 料理屋なので他にもメニューはたくさんありましたが、この日の目的はカオトム。カニ (400バーツ/1400円) かエビ (300バーツ/1050円) で迷いましたが、エビをオーダー。結果、大正解でした。
エビはぜんぶ頭が付いていて (尖った口先はカットしてあります)、中にはエビ味噌も入っているので、カオトムにまたひと味深みを加えてくれました。スープは鶏白湯がベースだと思いますが、鶏の旨味に加えて貝柱など魚介の旨味も感じられる、非常に奥深い味でした。
トロッとしたスープは濃厚ですが、途中で炒めニンニクペースト (かな?) で味変しつつ、最後まで飽きずに、そして大変美味しくいただきました。量は丼2杯分くらいありましたが、雑炊ですから、意外とすんなり食べきりました。お腹パンパンでしたけど。
ここのカオトムはとにかくスープが格別。しばらくしたら絶対また食べたくなりそう。まあでも本来ひとりでカオトムだけ食べに来るようなお店ではないんですけどね。