A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

バンコクおでん作りへの道

練り物探し:スーパーマーケット編

近所のスーパーマーケットでタイローカルの練り物を購入。いろいろあって迷いましたが、一番安そうなコーナーから4種類チョイス。灰色のはつみれのつもりで買ったのですが、家に帰ってパッケージの裏を見たら豚肉でした (泣)。そういえばタイはフィッシュボール以上にミートボールもポピュラーだった。。

値段は思ったより安くありませんでした。4つで180バーツ/630円。今回はおでんではなく鍋にしていただきましたが、1回で食べ切るには多いので、使ったのは半分。練り物90B+野菜セット45B+スープの素1粒5B=140バーツ/490円。これならお肉 (200~300g) の鍋が作れます。お肉より練り物の方が高いんだなあ。(練り物も豚より魚の方が高い)

練り物の味は、豚肉2つは異なる食感と味付けで両方美味しかったです。チープな美味しさがグッド。クルッとしたのがフィッシュボール。これはちょっと塩気が強くて正直イマイチでした。外側と内側で食感を変えているとか凝ってはいるんですけどね。白いのはイカボールで、これが一番美味しかったです。この揚げたやつがあればおでんに最高なんですが。

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練り物探し:ラーメン屋探訪

→別記事:バンコクのフィッシュボールヌードルを食べ尽くせ  

おでん実践編

近所のスーパーに紀文のおでんセット (153バーツ/530円) があったので、まずそちらを食べたうえで、タイラーメン "丁大財發" の練り物セット (ノーマル+揚げ: 計145バーツ/500円) を買ってきて、おでんにしてみました。

最初に、両者のボリュームを比較 (写真は同じトレー)。紀文の方が少し値段が高いですが、それ以上に紀文の方が見るからに量は多いです。これはちょっと意外でした。食材 (紀文) と一品料理 (丁大財發) の違いでしょうか。

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肝心の味については、紀文の方が種類が多彩で食感や味がそれぞれ異なるため、最後まで飽きずに食べることができました。ただし、柔らかくねっとりした食感のものが多いので、きっと混ぜ物の割合が高いんだろうなあと思いつつでした。(あとたぶん保存料も)

今回買ったタイの練り物は、大まかに言うと2種類しかないので、味の変化という点ではやはり単調かなと。でも味は良く、大根、卵、豚の頬肉を加えたこともあり、おでんとしてはトータルで最後まで美味しくいただきました。とくに豚の頬肉は最高に美味しかったです (練り物の趣旨から外れますが)。頬肉はまた買おう。

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ということで、日本らしいおでんが食べたいなら素直に紀文を買うのが間違いないですが、素材の味だけで言えばタイの練り物の方が余分な添加物も少ない感じなので、こちらももちろん試す価値大いにあり。自分はタイの練り物も好きです。

おでん完結編

これまで食べてきたフィッシュボールの中から、自分なりの回答が出ました。個人的な好みと自宅の立地からですが、現状ではクロントゥーイ市場の "T. Rungroch" のフィッシュボールが、美味しさ・コスパ・買いに行きやすさで第1位。そのフィッシュボールを買ってきて、おでんを作ってみました。

T. Rungrochのフィッシュボールの盛り合わせ2人前 (120バーツ/420円) を、同じトレーに載せた紀文のおでんセット (153バーツ)、丁大財發の盛り合わせ2人前 (145バーツ) とくらべてみると、紀文とも遜色ないボリュームです。コスパ良し。欲を言えば、もう少し茶色くなるまで揚げてあれば。

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大根、鶏肉、ゆで卵を加え、おでんにしてみました。ここのは揚げフィッシュボールに黒胡椒が入っていて、それがまた美味しいんです。大根の甘みも汁に溶け出し、しみじみ美味しいおでんになりました。おでん万歳!

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