リバーシティバンコクの2階にあるデジタルアートミュージアムで "The Impressionists" という印象派の展覧会に行ってきました。会場に入ると、まずモネ、ドガ、ルノワールなど誰もが一度は見たことがあるであろう有名な作品の解説パネルが10枚。
メインは内側のホール。暗幕をくぐって中に入ると、モネの庭の橋を模したようなセットの周囲の壁に、ぐるりと映し出された睡蓮のスライドが目に飛び込んできました。いや、向こうが来たと言うよりは、こちらがアート空間に一気に没入させられた感じ。
そう、この企画、印象派絵画のスライドを使った、ビデオ&サウンドインスタレーションだったんです。自分はたまたま中に入ったタイミングで睡蓮が映し出されていましたが、スライドはゆっくり次々に変わっていきます。30分ほど座って見ていましたが、一巡はまだまだ、もう少しある感じでした。
照明が落とされた真っ暗な展示ホールの、四方の壁いっぱいに映し出される印象派絵画の数々。説明文や音声ガイドはなく、静かなBGMが流れるだけですが、逆にいろいろ想像できて楽しかったです。