ワット・プラタート・ランパーン・ルアン (Wat Phra That Lampang Luang) は、ランパーンの町から西に15kmほどの所にある、タイでもっとも尊敬を集めている寺院のひとつです。
最初の建立は13世紀頃、タイ北部地方でランナー王朝が隆盛を誇っていた時期です。その後14~16世紀にかけてお堂などが建て増しされていきました。2500年前にブッダがこの地を訪れたという伝説が残っていて、仏塔にはブッダの髪の毛が祀られているとのこと (非公開)。
タイで現存する最古の木造建築寺院であり、ランナー様式で建てられています。お堂には太いチーク材がふんだんに使われ、天井は屋根瓦 (の裏) が直接見られます。また、四方が開いているのは当時のランナー様式の典型的なデザインだそうです。
歴史的にも美術的にも大変見ごたえのある寺院で、ランパーンに来たらここを見ないと帰れないと言われるほど。晴天にも恵まれ、ランパーン旅行の最初の訪問先をここにして正解でした。