蒸気機関車、走る
去年トンブリー駅で見かけた日本の蒸気機関車 (下段参照)、本日 (祝日:チュラロンコーン大王記念日)、実際に走行しているのを見てきました。朝8時10分にフアラムポーン駅を出発とのことだったので、バンスー駅に先回りし、8時前から待機。
鉄道は運賃が非常に安いので、まだまだ利用者は多いです。バンスー駅のホームは柵とか何もないのでちょっと危なっかしいですが、お客も駅員も慣れたもの。鉄道写真を撮りたい人からすれば、まあありがたいですが。
8時40分、蒸気を上げながらパシフィック824号がゆっくりバンスー駅に到着。自分も含め写真を撮りたい人たちがたくさん集まっていました。車両の銘板には1949年の刻印が。年に数回とは言え、まだ商業運行できるんですね。
3分ほど停車したあと、824号はバンスー駅を出発。車輪がゆっくりと力強く回りだす瞬間は、なぜだかとてもワクワクしました。銀河鉄道999が観たくなったな。
タイで生きる日本の機関車 (2019.8.02)
ワット・スワンナーラームを見たあと、シリラート病院の方に帰ろうと歩いていたら、トンブリー駅の線路の束に出くわし、パッと目をやるとそこには見るからに日本製の機関車がありました。
思わず線路を横切って、裏に回って見てみると、KAWASAKIの銘板が誇らしげに輝いていました。川崎重工1950年製の機関車。戦後補償で入れられたうちの1台とのこと。年に何回かは実際に走るのだとか。ぜひ乗ってみたい。