A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

天気の子 in タイ 

7月19日に日本で観た「天気の子」。画も音楽も素晴らしかったけれど、正直「君の名は。」とくらべてしまうとストーリーが平板かなと思ったり、またあまり登場人物のバックグラウンドが語られないところもモヤモヤが残ってしまって、感動したいのにしきれないというそんな印象でした。終盤に流れた涙の量は2粒くらい。

その後ネットでみんなのレビューを読んだりあらためてYouTubeで音楽を聞いたりしているうちに、なんだかジワジワと感動がわいてきて、何度目かのグランドエスケープ拝聴ではもうとめどなく涙が流れるという。うん、どうやら天気の子はスルメ映画のようだ。

そうして迎えた9月5日。そう、タイでの天気の子上映初日です。夕方土砂降りでしたが、仕事が終わってからいそいそと行きました。結果、本当にもう中盤から涙を抑えるのに必死でした。実際はほぼ決壊。最後はもうさめざめ。ストーリーを知っているので、もちろんどういう結末かわかっています。だからこそ泣けました。いい映画だなあ。結論、天気の子は二度目が泣ける。

周りのタイ人の反応は、明らかに泣いている人はほとんどいなかったように思います。うんうん、初見ではそうでしょう。ぜひ2回観てほしい。あと、ウケるべきポイントはちゃんとウケていました。君の名は。の人物が出てきた時は「おぉ」というどよめきが。さすがタイ人、わかってらっしゃる。もう1回観に行こう。

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