A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

なんちゃってではない餃子 キンザギョウザ

MRTスティサン駅のすぐ近くにある "Kinza Gyoza" でカレーライスと焼き餃子(豚)をいただきました。おそらく "なんちゃって日本食屋" であろうお店に半ばネタのつもりで行ったのですが、カレー(79B/270円)も餃子(12個120B/420円)もちゃんと日本の味って感じで普通に美味しかったです。値段を考えたら大方の日本食屋より優秀かと。

ただ、レビューには辛辣な意見も多いので(不味いとか別物とか)、日によっては出来に差があるのかもしれません。お店のタレ2種(甘酸っぱいのとニンニクが効いたもの)も、これはこれでいけます。

そもそも日本の世論は餃子に手厳しいところがありますよね。作り手によって無限のバリエーションがあるのはラーメンなんかと同じだと思うのですが。

その昔、中国人留学生から教わった餃子の作り方は「適当でいい」でした。自分の中の "餃子原理主義" はその時消えてなくなったのかもしれません。

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気が済むまで餃子を(2020年11月)

「餃子なら何個でもいける!お腹いっぱい、気が済むまで餃子を食べたい!」

思えば昔からこんなことを考えていたような気がします。しかし思うばかりでこれまで実行に移してこなかったことを、なぜか今さら反省する気持ちがムクムクと芽生えてきました。

そして長年の夢を叶えるべく、熱い思いで向かった先は、MRTスティサン駅の裏手にある "KINZA GYOZA"。久しぶりにお店を訪問し、少しドキドキしながら豚餃子30個をオーダーしました。

値段は289バーツ/1,000円。以前より値上がりしたものの、日系ラーメン店よりはまだまだお得。もちろん、味も悪くないことは確認済みです。

注文の品は、焼き上がって箱詰めされたばかりの物がレジ横に積んであったので、料金支払い後即ゲット。箱を抱えるとまだ熱々でした。タレは2種3個、おまけでキムチがついてきました。

この日は地下鉄のダイヤが乱れていて、家まで30分で着くはずが1時間かかってしまったのは誤算でしたが、まだまだ温かい状態でいただくことができました。

あらためて餃子を噛みしめながら食べてみると、肉は細かめに引いてあるので粒々な肉感はあまりなく、どちらかというとシュウマイに近いような食感。

でも、味は相変わらず悪くなかったです。中身も詰まっているし十分美味しい。焼き立てならさらに美味しいだろうなとは思いましたが、今回の趣旨ではテイクアウトやむなしです。ちなみにタレは自分で酢醤油を作りました。

さて、結果。餃子10個は本当に美味しく、20個まではまだまだ美味しくいただきました。しかし24個目で急速に飽きが。そこまで満腹だったわけではありませんが、27個食べてピタリと箸が止まってしまいました。

無理して食べきるか迷った末、結局、3個残して終了。こうして個人的餃子の祭典は静かに幕を閉じたのでした。とりあえず思いが成就して満足です。

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