日本でタイカレーといえばグリーンカレー、レッドカレー、イエローカレーが知られていて、さらに "世界一美味しい" といわれるマッサマンカレーが近年その知名度を上げています。
自分もタイに来るまではこの4つくらいしか知りませんでしたが、今年2月にチェンマイに行ったとき、「お?これは!」と思うカレーに出会いました。
ゲーンハンレー(ゲーン=カレーの意)という北タイ料理で、ポークカレーです。お肉は基本、ゴロっとした角煮。酸味と甘味のあるルウはショウガとニンニクが効いていてさらにちょっとピリ辛。初めて食べましたがとても美味しいと思いました。
北タイ料理なのでカオソーイのお店 (→コチラ参照) にあることが多く、バンコクに戻ってから何店かまわってみました。
1. オントン
豚角煮がゴロッと入っていて美味しい、お米によく合います、ご飯付き89B/310円
2. ジアンハイ
お店のカオソーイと同じく甘め、優しい美味しさ、75B/260円
3. イーツ・パヤオ
濃厚な酸味と脂がたっぷりでリッチなテイスト、味には納得ですがでもちょっと違うかな、280B/980円と突出して高いし(その分量は多いです)
4. クルア・ジェンマイ
イーツ・パヤオに近い、ふくよかな酸味がワングレード上の料理と思わせる、とても美味しいれけれどカレーというよりシチューかも、汁はサラサラ、150B/525円
5. ホムドゥアン
酸味・甘味のバランスとカレーのルウ感がチェンマイで食べたものに一番近かったように思いました、もちろん角煮もトロトロ、今のところ自分の中ではこれが一番、90B/315円
ホムドゥアンはいろいろな北タイ料理を提供(カオソーイとゲーンハンレーのみ90B、他は70B)、ゲーンハンレーも大鍋にたっぷり用意されています、美味しそう!
6. チェンマイ・ヌー
こってりしてそうで意外にさらっと食べられます、酸味・甘味のバランスよし、50B/175円
日本人の味覚にもよく合うゲーンハンレー。次に来るタイカレーはきっとこれでしょう。