ワット・プラユーン(Wat Purayurawongsawas)はラーマ3世の時代(1824-1851)に建立されました。ちなみにラーマ3世の弟がモンクット王、後のラーマ4世で、こちらは「王様と私」で世界的に知られていますね。
2009年に大規模な改修工事が終わり、真っ白に輝く仏塔と改修の際に出てきた仏具等の数々を収蔵したミニ博物館が、小さいながらもここを魅力的なスポットにしています。2013年のUNESCOアジア太平洋文化遺産保全賞も受賞したんですよ。
もうひとつ、このお寺をユニークなものにしているのが、境内にしつらえた池。須弥山を模した様な大きめのジオラマを囲んで小ぶりな池が広がり、ここに亀と魚がたくさんいます。もちろんタンブン用。入り口でエサを売っています。
格式は第2級王室寺院。なかなか面白いお寺でした。